看護学校二年です。もうすぐ成人の実習があります。グループが発表されたのですが、私以外とても頭がいい人ばかりでした。
私は今年の夏くらいの基礎II実習の時点で、学内実習だったにも関わらず心身ともに限界でした。記録を書く気にならない+終わらないので三徹したり、寝れたとしても3時間くらいでした。要領のいい友達は7時間くらい寝てたと言っていて本当に尊敬しました。
幸い、同じメンバーに私と同じくらい(言い方は悪いですが)要領が悪い人が2人くらいいて、その人たちと励まし合いながらなんとか乗り切りました。
ですが、今度の実習は私よりできる人しかいません。勉強だけでなく、態度もハキハキしていますし実技もテキパキこなしています。なのでその人たちと比べてしまって精神的にきつくなりそうで心配です。しかも五日間だけですが臨地に行きます。
私たちの学校は今のところ臨地の経験は基礎1の五日間だけなのですが、その時に当たった病院でかなり差が出ています。私が行った病院はせいぜいバイタル+環境整備くらいしかやらなかったのですが、他の病院は陰部洗浄や全身清拭をやらせてもらえたらしいです。私が次に行く病院はそういったことをやらせてもらえる病院らしいのですが、なにぶん実際の患者さんでやったことがないので今からとても緊張しています。もちろん練習はしていきますが、本番でど緊張してしまうタイプなのでうまくいくかどうか....
とこんな感じで本当に次の成人実習が心配です。うまくやっていくにはどうしたらいいでしょうか..
デキる人ばかりってことは見習ったり参考にして吸収できることがいっぱいってことですよ。
何でも皆に聞いて済ませればいいやということじゃありません。でも困ったときに相談して自分では思いつかなかった視点やヒントをもらったり、盗める技やコツもたくさんあると思います。
頼もしいメンバーだと前向きにうけとめていきましょう。
陰洗や清拭をやる機会なんてのは運次第です。私は3年になるまで全然機会がありませんでしたので、皆はやってるのに私だけ…という気持ちもわかります。
でも学生実習は陰洗や清拭のプロになることが目的ではありません。ヘルパー実習じゃないので、メインとなるのは看護過程の展開です。その中で基礎技術の体験もできたらいいなくらいのものです。これは当時私の指導教員からもはっきり言われたことです。
だいたい基礎実習で1回2回経験したからといって、次の患者さんはまた病状や身体状態が違います。ベッド上の全身清拭と和式寝衣の交換をさんざん練習しても、患者さんは端坐位取れてほぼひとりで清拭できてトレーナー着て肺にドレーン入ってる人だったりします。その前提で注意点をふまえて清拭計画立てていったら、けさドレーン抜去したから今日からシャワー浴ねと言われて急遽計画変更なんてこともあります。その時々の状況に応じてポイントおさえて工夫するという面では、数回の経験があろうとなかろうと学生レベルで大した差はありません。しいて言うなら患者の状態を予測してもしこういう状態ならこうするみたいな余裕を持った手順・計画まで考えておくと余裕も出ます。
あと学生は一人ですべての責任を負って実施するわけじゃありません。あなたの考えた手順や計画は指導者がチェックして、OKが出たら指導者や教員見守りのもとで実施です。患者に危険や苦痛をあたえないように必要に応じて助言もありますから、まずはおちついてひとつずつ取り組みましょう。
どうせ就職したら陰洗や清拭なんていやでもたくさん経験することです。学生の習う手順とはかなり違う(より効率化された)その職場ごとのやり方がありますから、実習経験の差を必要以上におそれることはありません。
周りと比べられても周りは周り。
周りがA判定であなただけC判定だったとしても、D判定を取らない事をまず考えましょう。
もしもアドバイスするなら貴方が下位の成績だとして、同じレベルの学生と励ましあった所で、絶対に上位にはなれないと言う事です。
資格を取るのに上位も下位も関係ないですが、仕事してからも勉強はありますからね。
勉強の仕方のコツや勉強に向けての姿勢は要領の良いできるクラスメイトから盗んで損は無いと思います。
今は東大生とか賢い方のノートの取り方が書かれた本や、看護師の参考書や教本でもわかりやすかったり面白い漫画の本がありますからね。ネット検索やユーチューブ等の動画もありますし、使えるものを駆使してクラスメイトと共に実習乗りきって下さい。
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