看護学生お悩み相談掲示板

スポンサード リンク
相談を新規投稿する

患者さんの個別性を入れて援助する工夫とかってありますか?

<2020年03月20日 受信>
件名:患者さんの個別性を入れて援助する工夫とかってありますか?
投稿者:匿名

看護学生2年です。
私は実習3つ落としました。理由は援助です。安全安楽の援助ではないと言われました。悔しかったです。

患者さんの個別性を入れて援助する工夫とかってありますか?
あったら教えて頂きたいです。よろしくお願いします。

スポンサード リンク

No.1
<2020年03月21日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

1度の実習で指摘されたことがその次の実習でもできていなかったということでしょうか。
安全安楽という基本的なことがおろそかになっていたのなら指導内容をよく考えて改善しないといけないですね。
そこから急に個別性に話が飛ぶので質問内容が分かりにくいのですが、患者さんの病状や身体機能などの個別性を考えていなかった結果、危険が生じたり苦痛をあたえてしまったということでしょうか?
それなら患者ごとの個別性を取り入れ配慮することが援助の工夫であり援助そのものです。
たとえば採血は正中でやるのが基本ですが、肘関節の拘縮がある患者さんの腕を無理やりのばしたら骨折事故になりかねません。じゃあどうしたらいい?ということを考えないと援助にならないわけです。
個別性自体が分からないとか、考えても個別性と援助が結びつかないということなら指導者や教員の助言を仰ぎましょう。


No.2
<2020年03月24日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

例えば更衣。
脳梗塞右マヒの人はどうやって病衣を脱いで着せますか。
正解は健側左から脱いで患側右から着るのです、よね。なぜそうしなくてはいけないのでしょうか。
20歳前後の学生さんだと麻痺症状がどういうものかも想像がつかないと思われます。ご自身に歯医者で麻酔をかけて抜歯した経験があると少しはマヒする感覚が分かるかもしれませんが、それでも十分ではないし親類縁者でそうした人に接していなければ全くの未知ですね。
未知のことを想像しながら行うことは難しいしそれに加えて安全安楽にケアしていくことの難しさは当然です。ですから机上の学びを実践に活かしていく必要があり机上の学びと実践を別々に切り離してはいけないのです。
今回の脳梗塞という疾患を机上で症状・検査・治療・予後を学び、右マヒということで健側残存機能をつかい痛みを与えず羞恥心に配慮することで個別性に配慮でき丁寧に介助することで安全を担保します。不安のないように動作誘導をしつつ優しく声掛けをすることで安心を担保します。それが実習実践です。また、病院病棟であったら、様々なドレーン留置やルートが患者身体からつながれています。それらにも当然更衣するときも抜けたり外れたり屈曲しないように配慮が必要になります。学生のうちに基礎基本をしっかり身に付けて現場に臨んでいただきたいと期待します。
次に例えば食事介助。食事介助が必要な人って上肢の不自由なだけの人ばかりではありません。認知症で食べる行為自体できない人もいますが様々な背景で飲み込みの悪い人も含まれます。飲み込みの悪い人には何に留意する必要がありますか。
正解は窒息と誤嚥性肺炎です、よね。
咀嚼力・嚥下力が劣ってますしご自身の食べるペースとは明らかに遅くなります。それに配慮する必要があるのです。どういった症例が該当するのかが机上の学びです。ご自身は今、美味しいものを美味しく食べることだけに気をつかえばいいのかと思いますが次元が全く違うのです。それもまた未知ですよね。ゴックンすることが当たり前にできない、だから食事形態に介入し可能な限り姿勢を整えて環境整備をし口腔体操してお茶を一口飲ませてから食事を始めるのです。治療食も見直されてはきてますがおいしさよりもやはり体調重視。糖分塩分を抑えられているものを食事に集中しいかにおいしく楽しく心地良くムセることなく摂取できるように援助するかが大切になってきます。もちろん食べ終わった後の口腔ケアとそのかたずけまで気をつかいます。口腔ケアをおろそかにしてはいけません。そこまでが食事介助なのです。
安全安楽ができていない、自分や家族レベルではなくて赤の他人に思いやりを持って苦痛なくケアして差し上げることを重要視してみましょう。何が苦痛なくケアできることなのかの導きが何度も言いますが今は机上の学びとなりますので実践に結び付けていきましょう。
勝手に更衣と食事介助にしてみましたが、適さなかったでしょうか。

 
スポンサード リンク

相談を新規投稿する
スポンサード リンク

サイト内検索

検索

看護学生お悩み相談掲示板HOME