今度学校で実技演習があり、事例が設定されていてその患者のケアを行います。
援助の時間は25分間です。(準備除く)
患者設定は、A氏 70代女性で第12胸椎圧迫骨折 ベッド上安静
側臥位時に腰を捻らないようにする。ベッドアップは食事時のみ45度まで。
紙おむつ使用 点滴ルートなし 体動時に腰部の痛みあり
事例は、B氏が朝食に出た味噌汁をほぼ全量こぼしてしまい、寝衣の上着とシーツ汚染がみられる。B氏「寝ながら食べるからこぼしてしまって..子供みたいでごめんなさい。」とうつむいて話している。
です。私は声かけ、味噌汁を拭く、寝衣交換(上着)、シーツ交換、清拭(上半身)をやろうと思ったのですが、優先順位がわかりません。
溢れた味噌汁を拭くのが最初なのはわかりますが、それ以外が微妙です。声かけ(励まし?)は援助を行いながらでもいいでしょうか?
寝衣交換、清拭は一緒にできますが、シーツ交換とどっちを優先したらいいかわかりません。
また、上記の他に行ったほうがいい援助はありますでしょうか?
ことこまかな助言を求める前に自分たちで考えながら試行錯誤するのが演習ですよね?
これまで習った基礎知識の応用です。
あと、そこまで具体的な状況設定を書くと、同じ学校の先生や学生が読めばうちの学生だなとすぐに分かってしまいますよ。
一つヒントを出すなら寝衣交換とシーツ交換て普通に一緒にできますよね?
私ならもっとこうする、ここまでやる、と思ったことがいくつかあるけれど
それをはじめから全部お伝えするのではあなた様のお勉強にはなりませんね…
自分がその患者さんだったらどうする、どうされたい、どう感じるをよくお考えになってみてください。
味噌汁こぼしたのならまずはやけどの心配です。第一優先は皮膚観察です。味噌汁をふき取ることが最初なのは分かる」という主様の感性がまず赤点です。
そしてなぜこぼしたのか、本人が寝ながらの食事摂取でこぼしてしまった、という言葉だけをうのみにせずに食べている最中になにが起こったのか、例えば痛みが憎悪したのか、お椀の支持ができなかったのはなぜか、何が原因でできなかったのか、しびれか、痛みか、体勢に筋緊張を強いる無理がなかったか、なにかに気に取られていたためか、考えられるだけのこぼした原因を即座に考察し本人に確認しなくてはいけません。確認の仕方も尋問にならないように自然に滑らかにおだやかに行います。主様の声掛けが励ましだけというのも赤点です。
主様のお考えは家族が食事中に液体をこぼした、その程度の受け止め方です。お相手が患者であること、患者が制限のある中でも安心安全に食事摂取できていないから味噌汁をこぼしてしまった、、この現実に向き合うナースとしてしなければならないアセスメントとケアが十分でないと安易な現状復活だけになるでしょう。現状復活も患者を安心安楽に導くもので大事ですがそれだけではプロと言えません。現場では現状復活なら看護助手さんもお手伝いしてくれます。
25分、時間設定も長いものです。現状復活だけならルートなければ10~15分でできます。時間尺の長さが教員の審査の深さを感じます。
提示された課題の事例をそのまま書くのはいかがなものかと。教員もこういう掲示板を見ていることがあります。
あなただと特定はされなくても、同学年の他の子に迷惑がかかるのでは?「この学年はネットで安易に課題を公開してアドバイスを求める、学習意欲や情報を守る意識が低い学年」なんてレッテルを貼られるかもしれませんよ。気をつけたほうがいいです。
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