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ADL自立(実習が始まって2日目で、看護の方向性が見当たりません)

<2018年08月23日 受信>
件名:ADL自立(実習が始まって2日目で、看護の方向性が見当たりません)
投稿者:さりか

初めまして。2週間消化器病棟で実習をしている大学2年生です。
私の受け持つ患者さんは直腸ガンを患っています。浸潤が広いため、摘出手術ができるように放射線治療と化学療法を受けています。副作用などは特になく、不安な様子も見受けられません。ストマ の造設前に不安を訴えていたとカルテに書いてあったため、本人に治療について不安を表出するよう促したところ、看護師が丁寧に説明してくれたから不安はないとおっしゃっていました。患者さんは一人暮らしで趣味もなく会話も続きません。むしろ話しかける方が患者さんを疲れさせてしまっているようです。ADLは自立歩行から日常生活動作まで全て自分で出来ます。
実習が始まって2日目で、看護の方向性が見当たりません。どなたかアドバイスをよろしくお願いします。

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No.1
<2018年08月23日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

副作用も不安もない…って、「今は」あなたにはそう見えているだけですよね。いつから放射線治療と化学療法を受けているのかわかりませんが、副作用っていつ現れてきますか?すぐに現れるものと、しばらくしてから現れるものがありますし、なぜ時間差があるのでしょう?わかりますか?
ADLが自立しているから何も援助しなくて良いのかな?決して健康でない人が、ご自分でシャワーや入浴をする時に「自立しているから大丈夫」って看護師は何もしていないでしょうか。
入院中の患者さんって、いつ何があるかわかりません。家のお風呂と違って使い慣れていないし、それまで元気なように見えてもお風呂場で倒れていた、なんてことは稀にあります(だから病棟では〇分おきに確認にいっています。その病棟によってルールは違いますが。「患者さん任せ」と「見守り」はまったく別です)
抵抗力が低下してきた場合のお風呂の順番はどう調整しますか?(抵抗力が低下してきたことをどこで判断しましょうか)お風呂はどういう状況まで入れるのでしょう。どういう状況から清拭などになりますか。

一人暮らしで、周りと密にコミュニケーションを図るタイプではない方なら、不安の表出は言葉で行わないかもしれないし、なんでも一人でやってこられたからこそ、今後体力が落ちてきても無理してでもご自分でやろうとするかもしれません。
そういうことを予測して、計画や援助に繋げていくことも大事ではないかなぁ。
治療で予測される今後の身体的変化、心理的変化、看護介入についてもっと具体的に考えた方がいいのでは。やるべき勉強はたくさんありますよ。


No.2
<2018年08月24日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

介助ケアの実践だけが看護ではありません。
放射線や化学治療が何クールの段階か分かりませんが、今を例えていうなら「嵐の前の静けさ」。
主様が放射線と化学療法の厳しさのわからなさ過ぎにがっかりです。それはそれはすざましい戦い、まさに闘病なのです。
今は信頼関係を築く受け入れ・見守り体制でいましょう。

今回の症例体験、このままなにもなく終わられてしまって、「がん治療ってこうなのね。入院患者の生活ってこんなのね。」と軽ーい印象に終わることは主様にとっては大変不幸な事です。今のうちに深堀り学習しておいてください。
本来がん看護のストマ造設・放射線・化学療法、学ぶもの満載なのです。
ご自身が便をお尻ではなくおなかから出す、人と違う事をすることの戸惑いや不安や怖さを想像してみてください。がん宣告と共に早期発見ではない重なる治療の心情と身体変調を一人で受け止めなくてはいけない孤独感と死の恐怖が無いわけがありません。未来ある主様にはクールに強気でも、夜間眠れずにいるのかもしれません。

病態からも話しかけることで疲れさせてしまっていると言うことからも、それだけで十分なアセスメントできるはずです。
さらにストマを造設して独居、実行可能なのでしょうか。現実はスキントラブルや便性状の不安定や回数や交換の物品や環境・手技習得などハードルはたくさんあるのです。不安が無いという言葉を鵜呑みにするのではなくて、わかりやすい絵図付きのパンフ作製は学生ならではのお手製を指導者と相談してアピールすることもいいでしょう。

 
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