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実習が怖い。どうしたらできなかった自分を認め、気持ちを切り替えられるでしょうか。

<2018年07月16日 受信>
件名:実習が怖い。どうしたらできなかった自分を認め、気持ちを切り替えられるでしょうか。
投稿者:ぽむ

看護学部の3年です。各領域ごとの実習が始まり、今は2クール目の小児実習が終わりました。1クール目の母性の時は大変ながらも、担当となった方の問題点・強みを考えながら関わり合いたいことがたくさん出てきて記録も下手くそなりに書きたい、したいことがたくさんありました。
ですが、小児では何を看護すればいいのか、何の情報を自分が必要としているのかが分からなくなり頭が常に真っ白でした。そのため記録も常に空白だらけ、患者さんを全然捉えられませんでした。患者さんがまだ自分では話せない年齢だったのでお母さんとのコミュニケーションが常だったのですが、緊張して上手く話せず情報も引き出せなければ信頼関係も微塵も築けない。決定的に事前勉強が足りなかった(心理的・身体的発達を捉えられていなかった)ため、そこからの勉強となり余計に記録が進まなかったのも問題でした。他のみんなは事前情報通りの患者さんであり、コミュニケーションもとれる年齢だったので楽しそうだったのですが、自分だけ患者さんの年齢が極端に変わってしまい、疾患も変わったため1から勉強しまとめ直すことが多く、何で私だけ...なんて腐った気持ちを抱いてしまったのも記録が進まなかった原因たと思っています。

反省し、次の実習のため備えようとは思っているのですが、小児で何もできなかった経験が怖く、どんなに勉強しても足りないんじゃないか、次も何の力にもなれずに終わるのではないか、先生にも指導者さんにも怒られ、患者さんにも呆れられて断られるのではないかと不安が募り実習が終わったのにあまり眠れない状態です。どうすれば次に気持ちを切り替えられるでしょうか。勉強をすれば少し落ち着くのですがそれでも怖いです。子供を見ると実習を思い出しては自己嫌悪です。どうか気持ちの切り替え方を教えていただけないでしょうか。皆さまの自己流の方法で構いません、少しでも教えていただけると幸いです。

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No.1
<2018年07月17日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

わかりますよ、あなたの気持ち。看護学生の時って常にそんな感じでした。だから、今は看護師になって19年目、看護学生の時よりももっと大変な新人時代がありましたけど、それでも二度と看護学生には戻りたくないです…。

ただ、相談を読んで、ちょっと自意識過剰というか、もともとプライドも高いのかな?って思いました。

どんなに勉強しても足りないんじゃないか→勉強するポイントさえ合えば大丈夫、それに100%完璧にできる人はいない、看護の実習というのは100%の答えを見つけるための勉強ではなく、アセスメント能力と実践とフィードバックを訓練するもの。だから反省点が出て当然である。
次も何の力にもなれずに終わるのではないか→学生さんが力になれることって多くないですよ…もし自分が患者さんなら、医者や看護師の方が頼りになるから。でもその中でも学生を受け入れてくれる患者さんって本当に素晴らしい人だと思います。(私なら正直断りたい) だからそれに感謝して、あまり「力になりたい」と力まず、患者さんが困っていることを情報収集して看護師に報告して何か援助に結び付けられたら上出来、というぐらいで思っていたら良いのでは。

先生にも指導者さんにも怒られ、患者さんにも呆れられて断られるのではないかと不安→怒られるって思うのが…注意や指導と捉えてもらいたいですね。怒られるって子供みたいじゃないですか。何か悪いことしたんですか?
やみくもに怒られたわけではなく、何か原因があって注意されたんですよね?それならその事実を反省したら良いこと。個人的な感情が強く入るからモヤモヤするんです。「他のみんなは事前情報通りの患者さんであり、コミュニケーションもとれる年齢だったので楽しそうだった」というところからも、他人と比べ(楽しそう、というだけで実際に上手く実習ができていたかは別ですし)、自分だけが損したというような書き方ですね。
だしかにショックだったと思います。しかしそういうことも仕事をしていればよくあること(緊急入院の患者さんが、事前情報と違うことなんてたくさんあります)、その場で情報収集を始めていかに多くの観察ができるかが大切になります。
来年、看護師になれたとして、新人だからといって「事前情報と違うから受け持てません、無理です」というわけにはいきません。その雰囲気がわかったと捉えてみては?
私も患者さんに拒否されたこともあるし、みんな言わないだけで失敗はたくさんしているのでは。
私も当時は落ち込んだものの、あまり引きずっても意味がなく、次の実習でいかに気持ちを切り替えて、やる気を出すかの方が大事だなと思いました。

ちなみに、看護学生のときに「自分はできる」って自信もっている子に限って、就職してからすぐ辞めていきましたね。やっぱりその根拠の無い自信とか、可愛げのなさが先輩に伝わるし、ちょっと注意されたら不貞腐れるし(学生時代は成績も良かったのに!ってなる)、けっこう接しづらい。
学生時代にたくさん失敗や苦労したっていい、ただしそこから何を学ぶかが大事。いかに食らいついて這い上がってくるか、指導者はそこの伸びの方を見ています。失敗をバネに、実力をつけていってください。


No.2
<2018年07月20日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

わたしも主さんと同じように、プライドが高く、失敗を恐れ、怒られたり注意を受けることを恥と思い、常に周りからどう見られるかを気にしていたので良くわかります。学生時代も就職してからも、気持ちの切替下手でしたね。小さな失敗をずるずると引きずり、絶望感や自己嫌悪を山のように巨大に増幅させて鬱々としていました。

主さんの場合も、「小児実習がうまくいかなかった」を巨大に増幅させすぎです。事前に聞いていた患児と違っていたから、子どもが話せないから、お母さんとコミュニケーションが取れなかったから「小児実習がうまくいかなくて」、何でわたしだけ?、子どもを見ることもストレス、次もうまくいかない“だろう”、また先生や指導者に怒られる“かも”、患者さんにも呆れられる“かも”、わたしってダメな奴・・・

こういう考えがムダムダ!不毛!非建設的!何も生み出さないよ!少なくとも“次も~だろう”とか“○○かも”という予期不安的思考は意味がないどころか、自分にとってマイナスなだけです。だってその考えに頭が侵食されて不安が拭えないでしょ?

残念ですが、気持ちの切り替え方の簡単な方法はありません。ただ「忘れること」です。あれがダメだったこれがダメだったと考えずに、もっとシンプルに、「今回の実習は○○が足りなくて(うまくいかなくて)、□□になってしまった。次はこれを改善して△△をしてみよう」とだけ考えてみてはどうですか?そして、悲観的に考えることを止めること。これは考え方のトレーニングです。悲観的に考えることが癖になっている人は簡単ではありません。こういう人は、音楽を聞いて気分転換、買い物をして気分転換など簡単にはできません。訓練して、考え方の矯正をするしか方法はありません。今は勉強をすると少し落ち着くとのことなので、いっそ、我を忘れるくらい没頭しみるのも効果的かもしれません。


No.3
<2018年07月21日 受信>
件名:私も
投稿者:匿名

小児のクールは本当にだめだめでしたね~
後から先生に、ギリギリの線だったからね?と心配されたくらい。
もう20年以上前だけど、振り返っても何にも出来てなかったと思い返します。
かなり早い時期に小児のクールにあたったことも同じです。

そのため小児科は苦手意識が働き、ほぼノータッチで仕事してきたのですが、
たまたま職場に小児入院があって対応した時(もちろん初めはビクビクしてましたが!)には、対応出来るようになりました。
その間に看護師として働いて、アセスメントする視点が持てるようになったこと、自身が子育てをしてきたこと、など、当時と状況が変わったからだと捉えています。

ぽむさんも、いつまでも2クール目の看護学生ではありません。
成人のクールをいくつかこなしてからだともう少し余裕が持てたかもしれないけれど、今さら嘆いても始まりませんし、ここが完成形でもありません。
ひとつひとつ、積み重ねて次に行くのです。
目の前の1人の受け持ち患者さんとの時期を大切に、実習に臨んで下さい。
こんな贅沢な時期、学生の間だけですから。


No.4
<2018年07月22日 受信>
件名:コメントをくださった方々へ
投稿者:ぽむ

貴重なお言葉ありがとうございます。皆さんからのコメントを読む中で、自分のプライドの高さや卑屈さ、ネガティブな考え方に気付かされました。
ここで相談をしなければ自分だけでは気付けず、この先もずっと同じように自意識過剰になっては落ち込む日々を送っていたのではないかと思います...。本当にありがとうございます。
まだ実習が詰まっているため、お一方ずつに感謝を伝えられず申し訳ありません。ですが、こんなにも丁寧に分かりやすく、自分の欠点を指摘していただけて、本当に有り難く嬉しい気持ちで一杯です。次の実習に生かせるよう、今度は自分をきちんと振り返りながら実習をより実りのあるものにしたいと思います。
本当にありがとうございます!


No.5
<2018年07月23日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

幼稚園か保育園の経験実習もあるのではと思います。
小児科実習が上手くいかなかったかもしれませんが、お子様と接することに憶病にならないでほしいです。
コニュ二ケーションがお母様とも取れなかったとありましたが・・・。
お子様の笑顔が母の幸せ、お母様のほほえみは子供の満足なのです。その様子を感じる父親が家庭の幸せを実感し大黒柱としての気合いにつながる、その親子間の心の鏡を認識すれば、自分はどういう声掛けをすればいいのかがうかがえると思います。
入院している児へのお母様の思いは、生死を意識しています。それだけ、容体が何をきっかけに急変するか分からない柔い身体に、産みの苦しみを体験した母親は心血注いで一喜一憂しています。その心情を理解し且つ成長の特性を学んで頂けたら小児実習はどんな症例であっても習得できます。
これで、主様の小児実習はお・し・ま・い。

嫌なことも悩みも3~4日で忘れましょう。1週間続いたら教員にご相談ください。「自分は悩みだすとなかなか忘れられない困ったちゃんです。今後のこともあります。どうしたらいいのか対策方法を教えてください。」と。


No.6
<2018年07月27日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

指導者に怒られ、患者に拒否される…看護師あるあるですよ。
仕事してからもよくありますよ。
学生のうちにうまく行かなかった経験できたのは良いと思います。
就職してから初めて経験するスタッフも多いのでね…
今時は実習も甘々ですから。
翌日から仕事来なくなった新人もいて、周囲のスタッフも対応に困ります。
いろんな貴重な経験を学生時代に積んでくださいね。無駄な経験ってないですから。

 
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