看護学2年生です。
今実習期間中です。
行動計画、援助計画を書くために受け持ちの患者さんになにをして欲しいか、何をしたいか、などを聞きたいのですか、上手く言葉で話せません。
気を使われてしまい、大丈夫大丈夫、などといったような発言が多く、本音が分かりません。
自然な会話の流れでコミュニケーションから情報を得るには、どのようなコミュニケーションが良いのでしょうか。
非言語的コミュニケーションは、勉強しましたか?調べてみて下さい。
貴方以上に患者さんは貴方の事見ている場合もあります。実習の為の情報を得ようと前屈みになる気持ちもわかりますが、相手のタイミングもある事を察しましょう?
一方的に聞くだけでなく、待つ事も大切です。また、相手に何して欲しいか?聞くだけでなく、貴方は何が出来るか?も伝えてみるのもアリです。
患者情報からよくアセスメントすれば、今どんな看護が必要な患者さんか?見えてくる事もありますよ。
指導者にも、今行き詰まってる事を相談してみて下さいね。
何をしてほしい?と聞いて正直に言う人がいますかねぇ。それも学生さんに対してですしね。
あなたが患者さんなら言えます?どんな期待しますか。
客観的データをもとに、身体的なニード、思考的なニード、社会的なニードなどなどあらゆる角度から考察して具体的援助に結びつけるトレーニングをしましょう。
先生や指導者に相談しましょう。安全のための観察やセルフケアを増やすことや指導なども看護ですよ。
看護学生に出来ることは限られてます。「大丈夫」という患者なら、疾患別に看護目標、援助目標が書かれてる本を、参考にして考えてみてもいいんじゃないかと思います。
ナイチンゲールの「看護覚え書き」の中に、『思慮のない看護師は「私に何かできることがありますか?」と質問する』『このような質問はうわべは「親切」そうに見えながら、実は看護師の側の一種の怠慢にほかならない』ということばがあります(13章29節)。
「病人の観察」と題されたこの章はぜひ一度きちんと読んでみることをお勧めしますが、まさにNo.2さんのコメントのようなことが書かれていますよ。
援助計画を書くために何をしてほしいかを言わせようとするのではなく、その人自身を深く広く知ろうとすれば自然な(かつ意図を持った)コミュニケーションの糸口はいくらでも作れると思いますし、その中で必要な援助の方向性も自ずと見えてくると思います。
疾患そのものへの介入だけでなく、たとえばいま入院中の生活で気になっていることや、退院後の生活に関する希望や不安などは具体的に聞き取れていますか。
ここでも退院後の不安はありますかなどと直球で情報を得ようとするのではなく、普段の仕事や生活の様子を会話しながら、これはどうなるんだろう、これを毎日継続するにはどのようにすればいいんだろうなどと実際の場面を想像すると考えるべき課題が見つかったりします。
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