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看護体験(抑制帯はまだよく病棟で使われているのでしょうか、そして患者さんの安楽とは何なのでしょうか?)

<2018年02月24日 受信>
件名:看護体験(抑制帯はまだよく病棟で使われているのでしょうか、そして患者さんの安楽とは何なのでしょうか?)
投稿者:看護学生A

私は看護大学の一年生です。
この1週間はじめて受け持ち患者さんを持たせてもらい、看護実習を病棟でさせていただきました。
たくさん学ぶこともあり、内容的にはとても充実した実習でした。
私が行かせていただいた病棟は高齢の方が多く、ベッド上安静が必要な方や、リハビリ中で歩けない方が多い病棟でした。
その中で私は初日に病棟の説明を聞いているときに、抑制帯を病棟で使っていると聞いてショックを受けました。
そしてさらにショックだったのは、私が受け持ちさせていただいた患者さんや周囲の病室の患者さんにナースコールが渡されていないということです。
認知機能が低下しているから、という理由なのかもしれませんが全く手の届かない壁にかけられていたのです。
それ以外にも、抑制帯を両手に付けられているご高齢の方が「誰か来て!!」と叫んでいてもずっと誰も病室に行かず、近くで作業していた看護師さんは笑って「はいはい」と言っていました。
私が病室に入ると金切り声で「お願い外して」とお願いされました。私は学生でどうすることもできず、師長さんが病室に入ってきて私に「ここにいるとずっとこうだから」と言って退出させられました。
その人に必要で抑制帯をしているのは分かります、でも他に方法は無かったのでしょうか?
カンファレンス中にもその金切り声が聞こえてきているにもかかわらず、「患者さんの安楽が1番大切です」と指導者さんは仰いました。
私は悔しくて、そして憧れの看護師さんがそのようなことを言われて悲しくもなりました。
抑制帯はまだよく病棟で使われているのでしょうか、そして患者さんの安楽とは何なのでしょうか?
長文で申し訳ありません。

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No.1
<2018年02月24日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

認知症で、抑制しないと自傷行為や汚物を弄り回す人もいますのでね…。
ずっと1人の患者さんにかかりきりという訳にもいきません。
病棟もギリギリなのでは。


No.2
<2018年02月25日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

じゃああの憧れの看護師さんはどうしたらよかったんでしょうね。
マンツーマンで仕事ができないのが病院や施設の看護ですよね。
精神科病院だと行動制限は患者さんの命を守る手段でもあります。


No.3
<2018年02月25日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

認知症・高次機能障害など予測不可能な行動を起こす可能性がある場合、使用します。
例えば点滴を無造作に自己抜去してしまったら、、、
そのルートを首に巻き付ける自殺企図、患者自身再刺入の痛さ・持ち出しコストロス・再刺入しなくてはいけないナースの準備やかたずけや記録を含めた労力のロス。
例えば転倒してしまったら・・・良くて打撲・悪くて骨折・最悪死につながる危険性を主様はご存知ですか?
離床センサーで済む事であるのならいいのですが、自己体力低下や見当識障害の認識を持たずして活動してしまう患者に対してスタッフの対応はつきっきりでないために遅れることがあっては患者・家族にとって不幸です。事故を目撃したり関わったスタッフがPTSDやトラウマになった、犯罪者扱いされたのではいたたまれません。
目の前のショックよりも、そのあとのことが未経験であるため想像できないかもしれませんが、事故が死につながる現実があることをわかっていただきたいです。


No.4
<2018年02月28日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

抑制は最低限であるべきとは思います。
私は以前の大学病院で、手袋タイプの抑制しかしてないところでした。大変だったけど、安全第一と思ってました。
で、今の公立病院にきてびっくり。
懐かしの体幹抑制、四肢の拘束。当たり前。
さらにそれで大声で騒ぐから個室で家族に看護させる。
最低でした。
でも、最初からそういう病院だと思ってる人には自分達が楽になるからという感覚でしたねー。
いやー、本当嫌でしたけど、郷に入ればなんとやら…
仕方なかったけど、嫌でした。

就職先、ちゃんといいところ見つけてください。
最初が肝心。


No.5
<2018年03月04日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

ナースコールを渡さないのは、たしかに問題かと思います。

しかし、
主さんが望む理想の看護を実現しようとするなら、
1対1看護体制にしないとね。

今は受け持ち1人なのでしょう。学生は1人で1人にじっくり関われるわけです。
看護師になれば、日勤で受け持ち6~10人、夜勤で受け持ち20人以上になります。
そこは踏まえておいてくださいね。

とりあえず、とにかく「安楽」を目指すのであれば
主さんが看護師になったら、
ドレーンや点滴ルートを何度も自分で抜いている患者さんにも抑制をしなければよいです。
それが主さんが考える「安楽」なのでしょう。
昇圧剤や抗血栓薬、麻薬などを入れているルートでも自由に抜かせてあげればよい。
(そもそもルートがあること自体が安楽ではないですから。)
ただし、抜くことにより命の危険が生じることもありますが、
もしそうなったら主さんが責任を取ればよい。

主さんが看護師になったら
転倒歴があり、筋力低下と認知症がある方にも、自由に過ごしていただけばよい。
転倒して亡くなる患者さんもいますが、そうなったら自由に歩かせた主さんが責任を取ればよい。

認知症で5分おきにナースコールを押しては、行ってみると「さみしいからずっとここにいて」と言う患者さんにも訴えは必ずしっかり傾聴してくださいね。家族は付き添い依頼すれば来てくれるものでもないので、
患者さんの思いをしっかり受け止めるには、主さんがずっと側にいてあげればよい。

さみしい患者さんに寄り添っているときに、別の患者さんが急変しようが、他の患者さんの手術入室時間になろうが、内視鏡室から迎えの連絡があろうが、主さんの原理で考えると、寄り添うんですよね。

カンファレンスの時、看護師は忙しい中で学生のために時間を作って下さったわけですよね。
でも患者さんが金切り声をあげていたら看護師は学生カンファレンスを放棄して、「患者に寄り添えば良いのに、何が安楽だ」との考えのようですが、
では、主さんは実習の過程で必要なことを受けられず(つまり単位がもらえず)国家試験受験資格も得られなくても良いということですよね。


理想があるのは分かりますが、
主さんの理想を実現するためには1対1看護が必要です。
1対1看護を実現できる職場への就職を勧めます。

診療報酬の改定で
7対1看護さえ減っていこうとしている現実をご存じかどうか分かりませんが……。


No.6
<2018年03月04日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

抑制をされている患者さんには
家族が、「抑制同意書」にサインをしていると思います。
抑制の必要性を説明し、家族に理解してもらった上での抑制であり

看護師一人の判断で勝手に抑制をするわけでもないし、
看護師の作業効率のために抑制をするわけでもない。

患者さんの「安全のために」されていることだと思うのですが……。

その点はご存知でしょうか。


No.7
<2018年03月06日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

1対1看護をしている部署あります。ICUや救命センターです。私も新人の頃はこの部署からスタートいたしました。
それでも抑制はあります。ただでさえ、点滴、呼吸器、人工心肺、透析、スワンガンツカテーテルなどチューブに繋がれまくっている上に、手足は抑制です。目を背けたくなる光景でした。これが家族だったらショックでした。
でも本当に患者さんは、意識があろうとなかろうと、一瞬の隙で抜去します。(JCSⅢ群でなければ)
抜去するときは1秒もないんじゃないですかね。患者さんの目の前にいても、振り返っている間に抜かれます。
安全に治療をするなら抑制を必要とするシーンがあります。
一時的なことだから、病状が安定して次々とチューブ類が抜けて意識が回復してきたら抑制も外せるから…と、「今だけだからごめんなさい」という気持ちで抑制帯をくくっていました。

認知症などの場合は、なかなか外せることは少ないですが、ずーっと縛りっぱなしではなく、ケアの時や体位変換の時、時間のある時は外していると思います。
定期的に抑制部分を外して皮膚等を観察し記録しますし。
でもショックな気持ち、可哀想だと思う気持ちをもったあなたの気持ちは否定しませんよ。人として当然だと思います。
「認知症の人は縛っておけば良いんですねー」と何の疑問もなく抑制する人の方が怖いですから。
そしてその疑問を、ここで呈することができたことも素晴らしいと思います。
できれば、学生カンファレンスのテーマにして欲しかったですね。他の学生さんにも考えてもらいたい内容です。
お仕事をするようになってからでも、このような疑問は先輩にどんどん提示していってください。
先輩も考えるきっかけになります。
ひとつひとつ、疑問を解決しながら仕事に取り組むことで、確実なものになります。自分の中で、少しの疑問も見逃さないことが成長に必要なことです。


No.8
<2018年03月06日 受信>
件名:無題
投稿者:主さんの考えは?

色々と厳しい意見が出ましたが、実際に拘束の場面を目撃し、主さんならどうしたら良いと考えましたか?

主さんは悪びれもなく拘束をしている看護師を見て、さぞかしショックを受けたのだと思います。辛い思いをしている患者様を笑うのは、さすがに人としてどうかと思いますよね。では、主さんならどうするか、考えがあったら聞かせてください。

ここにも意見が上がっている通り、一般的な病棟はだいたいナース1人当たり7〜10人程度の患者様を受け持ちます。みんなやれることはやっていますよ。車椅子に乗せて一緒に検温に連れ歩いたり、ナースステーションで師長やリーダーに見てもらったり。でも、これらの方法は情報管理や安全管理上好ましくないですよね。

学生さんは現役ナースにはない視点があるかもしれないので、意見を聞きたいです。


No.9
<2018年03月06日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

歩けもしないのに、歩いて転ぶ。オムツをいじって便まみれになっている。その便を隣のベットに向かって投げる。点滴、ドレーンなどのカテーテル類は自分で一瞬で抜いてしまう。これが高齢者の現実です。
座学では理想論しか習わないでしょう……。けれど、実習で目の当たりにしたものが現実です。その現実が受けとめきれないなら、今後の実習は厳しいかと………。
看護師は学生ではないので、一人の患者さんに付きっきりになることはできません。抑制をしなかったら転倒や自己抜去でかなりのインシデントレポートを書かなければいけなくなります。
抑制ゼロを目指している病院もありますので、就職はそういった病院にすることをお勧めします。


No.10
<2018年03月20日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

抑制されていた理由は何だったんでしょうね。そこが肝心かも。感情的にその場を振り返るのではなく、目的を知ったら違う感想もあったかもしれませんね。惜しいことしましたね。安楽の目的も考えることができたかもしれません。

 
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