現在領域実習で、小児科病棟へ行っています。
2歳10ヶ月の患児を受け持ってますが、イマイチよく発達段階が理解できません。
教科書や参考書に書いてある、「何歳になればこれが出来る」「言葉の発達は何歳でこれくらい」とかいったものは読めば分かります。
それらをどう活かして関わるべきかが分かりません。
具体的には、この間、血圧を測る時に、患児が遊んでいる間に測ろうと思い測ったところ、うまく値が出てきませんでした。それを指導者に相談したところ、「それは腕が動いていたからでは?発達段階の理解ができてないんじゃないか」と助言もらいました。別の機会ですが教員からも、「前操作期だから、何を理解してて、どういう風に関わるべきか考えてみては」と助言されました。
教科書参考書を読んでみましたが、それを踏まえた上で具体的にどう活かしていけば良いのか分かりません。
みなさんはどのような感じで小児に対して発達段階を踏まえた関わりを行っているか知りたいです。
長く分かりにくい文章ですみません。
遊んでいる時に測るって考え方、とても良かったと思いますよ!どんな遊びをしていたのかな?腕を動かさないような遊びを促してみるとよかったと思います!
「幼児は急速に言語を獲得し始める。それに伴い、シンボル機能も活発に働き、イメージや表象を用いて考えたり行動したりできるようになる。しかし、まだ論理的な思考ができず心的な操作(内部でイメージを用いたり、言語を利用して正しい処理がされること)が不完全である。従って、この時期の特徴は、見かけにとらわれやすい(保存性、保存課題)、自己中心性、アニミズム的思考などが見られる。」
はい、意味がわかりません!
ごっこ遊びをする時期で、言葉を理解してきているよ〜って書けばいいのにね〜笑
言葉を理解する時期って書いてますよね。つまり、その子の性格によりますが、元気なのか調べるよ〜!シュッシュして、ギューってなるよ〜動かないでね!とか、動かないでね〜気をつけ〜!ピッ!と伝えれば、ちゃんと理解して静かにしてくれるってことです。
心的な操作が不完全って書いてるでしょ。つまり、完璧に理解できないこともあるってことです。だから、無理な場合は、ごっこ遊びを使いましょう。
マンシェットが電車、腕をホームみたいな感じにして、電車が到着しました!人が降りてるから、しばらくお待ちください!って言ってる間に測定してみたり。
お医者さんごっこをして、大好きな人形で血圧を測る真似をして、シュッシュしている間は、シーってしていてね。ありがとう。人形さん元気になったよ〜!と言ってみたり。
実習仲間と協力して、仲間と遊んで気を惹きつけている間に測ってみたり。
泣いて測れない、白衣を見ただけで泣いてしまう場合は、お母さんがいるなら、お母さんに協力してもらって、怖くないことを分かってもう。お母さんと仲良く話している姿を子供に見せて安心させる。
マンシェットに、その子の好きなキャラクターのシールを貼って、〇〇くんが元気なのか、ミッキーさんがもしもししにいくよ〜!と言ったり。
よーし。シュッシュしている間に、10を数えてみようね!
いーち。にーーーい。さーーーーーん。って長くゆっくり数えて時間を稼いでみる。
機嫌の良い時間帯を狙ってみたり。絵本読んだり、好きなおもちゃであやしてみたり。おやつ食べている隙を狙ったり。
この時期の子どもは、同じ2歳10ヶ月でも言葉の理解度や性格によって全然違います。違うってことを知って、その子に合わせてあげることが小児では大切なのかなと思います。
実習頑張ってくださいね。
こういうことこそカンファレンスで話し合うと良いですね
担当患者さんの発達課題、教科書と実際の受け持ち患者さんと照らし合わせ、その援助について何を観察しどう工夫して医療看護を提供するか
それが実習の本質だと思いますよ
ここで文章で説明して納得できるようなことなら、わざわざ実習に行かなくても看護できるはずですから。
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