看護学生お悩み相談掲示板

スポンサード リンク
相談を新規投稿する

思いやりと判断力(今、統合実習中の看護学生です)

<2017年10月22日 受信>
件名:思いやりと判断力(今、統合実習中の看護学生です)
投稿者:アップルパイ

今、統合実習中の看護学生です

病棟で基礎・領域別の実習を経てきているのにもかかわらず、未だに患者さんのケアをするときに“ケア”に集中してしまい、“患者さんの安楽”に気づくことができていない自分に悲しくなってしまい投稿しました。

ケア時の体勢や状態に関して患者さんに「今、苦しくないですか?」「楽な体勢をとっていただいて大丈夫ですよ。」などの声かけを最初の一日目は忘れてしまい、教員に「もっとケアしているときの患者さんの状態をみてね。何かできることはないかな?」と言われてハッとするような状況でした。
胸水・腹水が溜まっている方なので、特に上記のような声かけが必要な方なのにも関わらず…です。

その日以降は“意識して”声かけをするというような状態で、自然と相手に対しての配慮から出てくる声かけではありません。

なぜこれほどまで思いやることができないのか…と実施後に自分に対する不甲斐なさと悔しさ、怒りで毎日涙がとまりません。

また、Aというケアをするだけのつもりだったけど、患者さんの体の状態からBのケアもしてあげた方がいいかな?などの様々な視点で見て“判断”して、行動に移すことができません。


このような状態だった方がおりましたら、どのように気を付けていたかを聞かせていただきたいです。
また、同じような状態だった方だけでなくとも何かアドバイスをいただけると幸いです。

長文を読んでいただき、ありがとうございました。

スポンサード リンク

No.1
<2017年10月22日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

たぶん自分に余裕がないからだと思います。
目の前の業務をこなすことでいっぱいいっぱいになる。
これは慣れですよ。
大丈夫!がんばれ!


No.2
<2017年10月23日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

慣れないことに余裕がないだけです。
例えばアップルパイという投稿者名をお使いなので食べることがお好きなようなので、じゃあどうやったら美味しいアップルパイができるか、考えてください。
まず、レシピ通りに準備し作ってみる。
だけどやっぱり出来上がりの加減は同じ様で何かが足りない。
だから試行錯誤、繰り返し作ってもみるじゃないですか。

実習は対人間様なので、料理と同じサジ加減ではいけなかったかもしれませんが授業で聞くのと実施するのとではかなり違うと言うことです。
リアルなのです。慣れていないことに緊張も加わり他の事に目配りができないだけです。
だから過剰に思い詰めてはいけません。
緊張をほぐすにはリラックスです。
リラックスするための自分なりの対処方法を確立してみましょう。
試験や試合の時の緊張をどう解消していたかがヒントになるかもしれませんし一般的にはどうなのか検索してみましょう。

思いやりをもって自然に接する、そこまでハードル高くしなくても大丈夫です。出来ないより出来た方がいいのかもしれませんし実習の中で患者との関わりは大切な要素ではあります、が最大目標ではないのです。
入職し業務に慣れて患者と向き合えるようになった時の課題でいいのです。
実習中は自己感情より、症例として学ばせて頂いている患者さんに真摯に向き合いましょう。


No.3
<2017年10月23日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

ケアを行うことに集中しすぎていて、患者の身体面を想像出来ていないからだと思います。
胸水、腹水が貯まる疾患がある。あなたの体で想像してください。
それはどれほど苦痛でしょうか。じっとしていた方が楽ですよね。
臥位、座位、立位。安静、歩行。それだけでも酸素消費量が変動します。健康な私達は、その程度では多くの変動に気づきません。
ですが、安静と全力疾走なら、その変動に気づけるでしょう。
疾患のある患者さんの身体的負担には、臥位と座位の違いでも、そのぐらいの変動があると想像してください。
胸水腹水があるということは、横隔膜挙上し、肺の組織間隙に水分が貯留し、肺が圧迫されて酸素交換がギリギリのレベルでしょう。酸素吸入をしているのか、労作性呼吸困難がどの程度かはこの相談文からわかりませんが、少なくとも健康な相談者さんよりはかなり呼吸が苦しい状態です。
まずはそれを強く想像しましょう。
その上で、ケアをする。(どんなケアかわかりませんが、足浴としましょう)
下肢を温めることでどのような副作用が起こりますか?酸素消費量はどれぐらい増大するでしょうか。体位は座位としたら、座位+足浴による血行促進、血管拡張、血圧低下が起こるかも知れません。
そうすると、最悪の場合、座位の姿勢で意識消失しているかもしれません。
それを想像するのです。すると、患者さんの状態を常に確認しながら行いませんか?表情、呼吸状態、息切れの有無、会話…そちらに意識がいくでしょう。
もちろんずっと話し掛けているのは患者さんを疲れさせてしまいますが。
疾患をもって、それを治療しにきている患者さんの身体的状態、心理面の想像力を磨くのです。
そうすれば、自然に全身状態の観察も行えるようになります。そしてより良いケアにするために工夫もできる。
看護は想像力と創造力が必要なのですよ。
頑張ってください!


No.4
<2017年10月26日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

例えば心臓や肺疾患があって、酸素をしている方などの入浴介助、清拭などの介助の場合、どのように声かけをするか・・

まずは疾患について勉強するでしょう?それから酸素しているということは少し動くと呼吸が苦しいかなと考えるから自然と声のかけ方は決まってきますよね。

具体的に病気の事考えたら、自分がもしその立場なら・・と相手の立場になって考えたら、自然と声かけも上手になると思います。時には患者さんの負担にならないように素早くしないといけない時もありますしね。

遠慮して言えない患者さんもいると思うから、表情もみていかないといけません。

ゆっくり寝たい患者さんもいるのに無理やり、自分の実習の為に必死にしたりしないよう、様子をみたりしないといけないかなとも思います。

でもだいたいの患者さんは、自分のお世話をしてくれる学生さんは、ほんと嬉しいのではないですかね。

一生懸命お世話すれば、相手に伝わると思います。

学生の間は、目の前の事で必死で、全体像をみれないと思います。
それはある程度しかたないです。少しの間しか関われないのだから。

深呼吸して心に余裕を持って、ひとつひとつ丁寧に。頑張ってください。


No.5
<2017年10月26日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

ケアというのは相手あってのことですから、相手を見ず自分の手もとだけに集中してしまっているのは“ケア”とはいえないように思います。
でも、声かけをする、状態をみるというのは単なる配慮や思いやりだけの問題ではなく、援助の意図に対する確認作業でもあると思います。
たとえば料理をするとき、本に書いてある通りに野菜を等分し、調味料を正確に測り、時間ぴったりに加熱すれば良い料理ができるでしょうか。
4等分と書いてあっても野菜の大小に応じて加減したり、傷んでいるところを取り除いたり、途中で火の通り加減をみたり、味見をして調味料を足したりと、各工程で細かい追加判断や確認をしますよね。
対象が人であっても、最終的な目的を達成するためには各手順ごとの観察や確認、あるいは予測が必要なのは同じことだと思います。
極端な話、発熱があるからと氷枕作成に夢中になってみたところで、気づけば相手は意思表示できないまま寒気でガタガタ震えているかもしれません。
最初は暗記した手順通りに動くことだけで精一杯かもしれませんが、次にこうしますねというひとつひとつの声かけとともに、その結果の確認(相手の応答であれ身体的観察であれ)を意識してみましょう。
慣れないうちは事前に手順書を作成するだけでなく、各ステップで何をどう観察するかということも具体的に書き出し、どう声をかけるかまで一通りシミュレーションしてみるといいと思いますよ


No.6
<2017年11月07日 受信>
件名:無題
投稿者:アップルパイ

皆様、アドバイスや励ましのお言葉をいただき、ありがとうございました。

教員や指導者からも色々と指摘を受けながら、なんとか乗り切ることができました。

看護師として働くようになってからも、今回悩んでいたことを生かしながら働いていきたいと思います。

 
スポンサード リンク

相談を新規投稿する
スポンサード リンク

サイト内検索

検索

看護学生お悩み相談掲示板HOME