四肢の筋力低下、しびれがあるため、清潔ケア(陰洗、清拭、更衣)はすべて全介助で行っており、食事についてはセッティングすることで箸は使えないがスプーンで一人で食べられている状況である場合、セルフケア不足を看護上の問題にしたら看護目標はどのように立てるべきか。恐らく今全介助のものは回復見込みはあまりなく、目標を立てても達成できるかは現実的とは言えないところで…目標をどうするべきかで悩んでいます。アドバイスよろしくお願いします。
単にセルフケア不足というのはざっくりしすぎているため、看護問題としてあげるなら「清潔セルフケア不足」「排泄セルフケア不足」のようにまず範囲を限定する必要があると思います。
その患者さんの場合、現状以上に回復が見込めないのであれば清潔についてはセルフケア不足という視点ではなく清潔保持ができること自体を目標にするほうがいいと思います。
食事については、セルフケアに主眼を置くのであれば「スプーンを使用して自力で食事摂取が行える」とか、「スプーンで自力摂取できる能力を維持する」などが目標になってくるのでは。
筋力低下、しびれがあって、全介助は分かりますが、本当に出来ないものなのでしょうか?リハビリで回復の見込みもないのでしょうか?
回復させるための手伝いをするのが看護師です。全介助だから出来ないときめつけるのはいかがなものかと思います。
だから計画に結び付けられないのではないかと思います。
どうしたら出来るようになるか?セルフケア不足といってしまえばそれで終わりになってませんか?
一部介助をすることで自立の方向に結びつけるとかもともとのADLに近づけるための援助を行うとか私なら考えます。
それにしても、文章の始まりがいきなりすぎて、患者さんは、どういう疾患か、回復期か?急性期か?慢性期か分かりません。ADLも元々どうだったのでしょうか?
このサイトはリンクフリーです。好きなページにリンクを張って頂ければと思います。
看護学生お悩み相談掲示板