看護師は、何故、患者に食事の配膳をする際 エプロンをするのでしょうか?
配膳時に特にエプロンをしない職場も少なくないと思います。
複数の職場を経験してきましたが、個人的経験の範囲では看護師が配膳用エプロンを使用する病院はなく、施設では2か所で布エプロンを使っていました。
エプロン使用の第一の意義は食事の汚染防止でしょう。
看護服は清潔とは言えないですし、私たちが看護服のまま昼食を食べて平気でも、患者さんによっては免疫機能が落ちていたりしますから。
また実際に菌がどうこうだけでなく、感覚的なものもあるかと思います。
もう一つは食物で看護服が汚れないように。
現職場では通りかかる看護師の服や身体を食品で汚れた指で掴もうとする患者さんや、食品を投げることのある患者さんもいます(精神疾患や認知症の方など)。
食事介助をしていると食べこぼしやゼリーの汁などで汚れることもあります。
生活の場である施設の場合は、食事時の雰囲気づくりの一環ということもあるかもしれませんね。
普段の白衣で汚い仕事をしているから、
きれいであるべき食事に汚いものを付けないようにエプロンします。
そういうマニュアルにになってない病院もありますよ。
看護師はオムツ交換もします。血を扱うこともあり、すべて不潔なケアです。
それと相反して、配膳や食事介助、ガーゼ交換や点滴など清潔を保持してケアする行為も求められます。
配膳は清潔な格好でする行為なので、エプロンがいるんです。
私の職場(病院)では、食事でエプロンするのは患者さんです。
白衣は不潔な物なので清潔なエプロンで配膳するということだと思います。処置をしたままの予防衣で配膳って抵抗ありますよね。
ただ配膳用のエプロンが汚いと意味がないですよね。
ケアや汚染しそうな処置の時にディスポエプロンを使用する病院では、わざわざ食事用にエプロンはしないです。
ケアなどは布製の予防衣やエプロン使用の病院では、食事用エプロンに変更か予防衣などを外して配膳でしたね。
内容は違うけど、清潔不潔が基本の考えということは同じでしょう。
オムツ交換等ケア時は、患者毎交換でビニールエプロンを付けます。
基本、エプロンは不潔時か手術等の清潔操作時に使うので、食事は白衣です。
基礎看護学の授業で出た宿題でしょうか?
「なぜこうなのだろうか」という疑問に、正確な知識を用いて考え、答えを導く思考過程を身につけるために質問された内容だと感じました。
投稿者の方は、みなさんの意見を読んで理解できたのでしょうか。
もしテストに「食事を配膳するときに、白衣の上からエプロンを着用する。YesかNoか。そしてその理由を説明せよ」という質問が出たら、どうやって解答するんだろう。
座学の内容と現場の内容は、授業の中で必ずしも一致するとは限りません。教科書で学習することをお勧めします。
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