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看護過程のアセスメントで結論を出すことが苦手で、なかなか看護問題が抽出できません

<2017年06月04日 受信>
件名:看護過程のアセスメントで結論を出すことが苦手で、なかなか看護問題が抽出できません
投稿者:匿名

大学4年領域別実習中です。
私は看護過程のアセスメントで結論を出すことが苦手で、なかなか看護問題が抽出できません。今回の小児実習の教員の指導で「結論をこちらに言わせるよね」「あなたは「空」を見て「空」って言ってることなの。見たことを話してるだけでアセスメントをしていない」と言われました。
また「看護過程は基礎で習ってきたよね?」と毎回の領域別実習で言われ続けています。自分なりに参考書や教科書を参考にしアセスメントを書いているのですがそうすると「教科書の丸写し」と指導されます。丸写しでは駄目だなと思い、参考書などを見ないでアセスメントをすると「基礎で習ってきたよね?勉強してきた?」と繰り返し言われます。繰り返し同じ指導を受けても自分でも成長してないなと感じ、どう勉強をしていいのか分からなくなりました。
また「人とコミュニケーションをとるのが下手くそだよね?」と言われ、今回の教員が苦手となり教員が質問した内容にも薄い反応をしてしまいました。コミュニケーションをとることが苦手なのは事実で何も返せず「はい…」と答えその反応の薄さにも教員は苦笑、遠回しに小学生相手のような接し方をされ「馬鹿にされてるんだな…」とへこみました。しかし、アセスメントも努力が必要でコミュニケーションも努力が必要なので自業自得だなと感じます。

看護の世界には「人のためになるのだったらやりたい」という漠然とした理由で入ってきたので、何も教えられず病棟にポンと出された基礎実習や文章力が問われる記録物、アセスメントを否定され「なんで?」と威圧される指導、実習中効率の悪さから起こる睡眠不足で耐えられず、4年に進級したらますます手を抜いてしまい自分は看護師に向いていないなと感じました。今更になって実習の勉強方法も分かりません。
小児は落ちたなと思い留年するかもしれません。看護学校を辞めたほうがいいのでしょうか?

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No.1
<2017年06月05日 受信>
件名:Re:
投稿者:OCS

教員からの指導を受け止めることが出来ていると思います。しかしその指導を自分の学習や実習記録物にどうやって反映させたらよいのか、そこに困っているようですね。
最初にお伝えしますが、看護師に向いていないなんてことはありません。実習の学習方法がわからなくて、伸び悩んでいるだけのように思います。

看護過程を用いた思考を、実習記録に表現するのは大変ですね。夜に書いた記録が完璧だと思っても、朝に読むとちょっとおかしい。ちょっとおかしいのは自分でもわかっているんだけど、時間もないし提出しなくてはいけないし。そして提出した記録を教員・指導者から指導されてしまう。その場では思考が言葉にならなくて俯くだけだけど、心の中では「わからないところを聞きたいけど、なんとなくおかしいのはわかるけど、何がどうなっておかしいのかがわからないんです」となっていませんか?

学校の授業であれば、わからなくなった部分に戻って再度勉強しましょうとアドバイスします。が、今は実習中ですね。
どのような理論を用いてアセスメントを書いているのかわからないのですが、私が実際に学生に書かせていた、看護診断を用いた方法をお知らせします。
まず、各クラスターに解剖整理を用いた一般論を記載します。栄養のクラスターであれば、消化器官や必要な栄養素、食事量や身長・体重・BMI値などです。その次に受け持っている患児の情報を書きます。そして、一般論と患児の状態を比較します。身長・体重は平均値か。逸脱しているようであれば、何か問題となる情報があったかなどです。食事量が少ない場合、好き嫌いが多いなど。そして最終的に看護が介入する必要のある問題があるか、ないかを考えてみてはどうでしょうか。
他の看護理論でも、アセスメントする内容についての一般論を記述し比較していくことで、応用できると思います。
実習の途中から記録方法を変えるのは時間がかかって大変かもしれませんが、ぜひ頑張ってほしいです。留年? 決定してませんよ、まだまだ。ギリギリの学力で突っ走っていくより、必要な学習に時間をかけることの方が大切。看護師1年生がこの夏前に全員考える事、それは「学生の時にもっと勉強しておけばよかった」です。これは本当です。
努力が実を結び始めれば、学習も実習も楽しい時が来ますよ。もう少し、もう少しを繰り返していると、あっという間です。


No.2
<2017年06月05日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

>何も教えられず病棟にポンと出された基礎実習

そんなことはないでしょう。実習が始まる前に看護過程を紙上症例をつかってやってきたはずです。SOAPの書き方や情報の整理の仕方、アセスメントの仕方は絶対にやっています。そのうえで基礎実習に行ったわけですから、きちんと教わっているということですよね。

要するにアセスメントができないということですよね?
実際の記録物を見ていないので何とも言えませんが、投稿文を読む限りでは個別性がないのかなと思いました。
教科書を参考にするのはいいのですが、その中に受け持ち患者さんの特徴を盛り込んでいますか?症状以外にも着目しているでしょうか。丸写しと思われているということは、あなたのアセスメントを見ても患者さんが見えてこないということです。病気や症状をアセスメントするのではなく、患者さんをアセスメントするということを意識してください。
「この症状があるからこう考えられる」というアセスメントだと、同じ疾患・症状の患者さんはみんな同じアセスメントになってしまいます。その中にさらに患者さんの発言や価値観、生活背景、既往歴などを関連させて、だからこんな状態だと考えられる、今後どんなことが予測されるということを書けばいいと思います。
教科書的な知識を基盤にしつつ、自分が患者さんと関わって得た情報を取り入れながら患者さんの状態をアセスメントしましょう。
文章もシンプルに書けばいいのですよ。空白を作るのが気持ち悪くて長々とした文章を書く学生も多いのですが、読み手が分かりやすい・状況を想像しやすい文章を考えればいいんです。書きたいことをいったん箇条書きにして整理してから文章化してもいいですし、時系列に沿って書いてみるというやり方もあります。

漠然とであっても「人のために」と思えるのは素晴らしいですよ。辞めるかどうかは自由ですが、もう少し頑張ってみてもいいのではと思います。


No.3
<2017年06月06日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

『看護の世界には「人のためになるのだったらやりたい」という漠然とした理由で入ってきたので』
素晴らしい理由だな、と思います。私もそんなことを思っていた時期もあります。でも16年働いて、この仕事に関する知識や技術は自分のためになったな、と思っています。
相談内容ですが、おそらく「根拠」「個別性」が少ないのかな?
空を空と言っているという部分。
なぜ空は青いのか。なぜ雲は浮いているのか。その雲はどうやって作られたのか。夜の空は昼間のように青いのか?
ひとつのことをいろんな角度から見て、いくらでも質問や疑問を浮かぶ訓練をすること。たとえば同じ疾患の患者さんに同じ事象が起こった時、その患者さんが90歳のおばあさんと、40歳の男性では、社会的にも身体的にも意味合いが違うことがありますよね。それをあらゆる角度から分析するのです。その根拠を知るためには参考書を多数用意して、あちこちから抜粋して統合していくこと。教科書だけでは足りません。(あまり根拠などを書いていないのです)
根拠は、「証明をする」って言えばわかりやすいかな。
コミュニケーションについても、若ければ若いほど、いくらでもどうとでもなります。
私も人見知りで内弁慶でしたが、今は「まったくそうは見えない」と言われます。
これは看護師で訓練されました。逆に、元の性格のままで小さい会社の事務員などしていたら、きっと人前で話すなんてできなかっただろうなと思います。
後輩でもいますよ、新卒の4月は本当に喋らないし、何を考えてるんだろう…っていう子。でも自己学習など見てると、あー、こういうところはこういう感じなんだ、とわかりますし。コミュニケーションのみでは図れないですね。
仕事し始めたらまた別の苦労はありますが、学生時代が一番大変でしたよ。
かりに1000万円を一括で貰っても戻りたくないです。私の方があなたより成績悪かったと思うし…
四年生ならあと少しですね。週末はしっかり寝てくださいね。

 
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