社会人から看護学校に入学し、今年度卒業の30歳です。
実習を通して、今更ですが看護がよくわからなくなりました。
実習は患者さんと関わったり、事前学習も苦ではなく、とても楽しいのですが…
例えば、患者さんが腹痛を訴えている場合、朝の検温でその情報を得たら、看護師として何をする?と実習指導者さんに聞かれ、指導者さんの納得する答えを答えられませんでした。
指導者さんの答えは、経過を観察するでした。
なんて言うんでしょうか。。。
間違いなくそうだと思いますが、当たり前過ぎて、改めて聞かれると答えられないことがよくあります。
子供がいるんですが、子供が腹痛を訴えたら、やはり何時間おきかにお腹まだ痛い?と気にかけ、経過観察します。それが看護なのだとは思うのですが、日頃から当たり前のようにやっているため、看護師として出来ることって気がしないんです。。。人として当たり前にすることなような…
陰洗とかは根拠をもってわかるのですが
何が言いたいのか伝わらないかもしれませんが、看護って何なのか、よくわからなくなってきました。
腹痛で経過観察ですか…
どんな患者さんかわかりませんが、腹鳴聴診し、圧痛の有無を調べます。直近のレントゲンやCT等、採血データ、排便状況や食べたものをチェックします。たとえば排便が少ないとか、夜に寒かったということであれば、固く絞ったタオルを畳んでビニール袋にいれてチンして熱くし、その上から乾いたタオルを巻いてお腹に載せておいてもらうこともあります。(温庵法)
これならタオルが冷えてもまたチンすればいいだけだから楽ですよ。低温火傷に注意ですが。
消化器の患者さんなら温庵法はせずに、すみやかに主治医に連絡します。(腹痛の訴えの程度により、すぐに電話するのか、病棟に現れたときに報告するか、他の先生にこんな状態だが主治医に言うべき?と聞いたりしますが。さすがに主治医が手術中に、軽い腹痛では報告しづらいので、他の先生に診てもらうことはあります)。
結果的に経過観察になるのかもしれませんが、腹痛=経過観察=それが看護、ではありません。
その指導者が言っていることは言葉足らずなのか、間違っているのかわかりませんが、それは学生さんに大きな誤解を招いてしまいますね。
あと、よくリーダーなどをしていると、「○○という訴えがありますが様子観察しています」って報告してくる後輩がいるのですが、様子観察してもよい根拠がない場合は勝手に様子観察をしてはいけません。
もし何らかの訴えをしている患者さんに対し、看護師の判断で様子観察をしていて、その後に何か急変があれば、責任を問われますよ。
だからなるべく小さな訴えでも主治医には報告した方が良いのです。その際には、その症状と関連したデータも一緒に報告します。
看護って答えが1つじゃないから
ある対象者に教科書で言われているような
一般論をぶつけても個別性を考えた看護とは
言えないし、ただ、一般論は看護職者として
ベースになければいけないことだけど
必ずしもそれをしなければいけないのが
看護ってわけじゃないから
看護学生のうちに何が看護なのか
わからないってゆう考えは
学生として当たり前の感情だし
逆に看護なんて金稼げればいいやみたいに
そう思えない人だっているから
主さんの考えは私は素晴らしいと思います
根拠立てた看護を実践することは
もちろん大切。
でも、その人にしてあげる看護って
1つだけじゃないと思います。
私も学生を経験して
なにが看護なのかわからなくなった時期は
たくさんありました。
でもそう悩んでいるのはあなただけでなく
みんな同じですよ(^.^)
なぜ様子観察するんですか?腹痛の訴え以外にどんな情報を?
ゆっくり関わり観察できるのは今だけです。しっかり観察できる目を養ってください。
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