私はカンファレンスがとても怖いです。実習メンバーも教員みんな敵に見えてしまいます。現在回復期の病棟で実習をさせていただいています。受け持ち患者様は長期入院をされている方で、自力歩行はできません。そこで看護計画をカンファレンスで発表しました。その計画は簡単にいうと「散歩」だったのですが、質問攻めにされ、上手く答えれず、次回のカンファレンスに持ち込まれました。簡単に討論の内容を書きます。
質問された内容は「そもそもなぜ散歩なのですか?」でした。「私はもともと患者さんの趣味であり、~や~という発言も見られたため、患者さんは散歩が好きなのだと考えました。そこで好きな散歩を行う事で気分転換を~」と言うと、「なぜ、その情報から散歩が好きと判断したのですか?」と聞かれました。私は、「患者さん自身からも好きと言う発言があり、自宅にいた時、毎日散歩をしていました。習慣的に行うものは好きなことだと考え、判断しました。しかし、現在はできない状況です」のように答えると、「患者さんが好きだと言ったから計画したのですか?」と言われました。「あなたが患者さんに興味を持っていないから、その理由が分からないのでは?」と。
そこでなんと答えたらいいか分からなくなってしまい、謝るししかありませんでした。その後は、指導者さんがフォローしてくださり、なんとか終えたのですが、私だけ次に持ち越しです。
他の学生の計画は「一緒に話す」「昔の遊びをする」「本を読む」などでした。しかし、私の様に質問攻めにあう事はありませんでした。
私はどうすればよいでしょうか。
自力歩行ができない人が、いきなり散歩できるのですか?
そちらの方が気になりました。
散歩は次のステップでは?
その前に自力歩行ができない原因を取り除くための援助が必要と推測します。
たとえば下肢筋力低下があるなら、歩行に必要な◯◯筋を強化するために◯◯という運動をする、安全面に配慮してベッド上(もしくは椅子でも棒に掴まってでも、その人に合わせた方法で)行うとか。
患者が前向きに行えるように必要性と目標を説明する、1日何回する、そのために学生がいないときでもできるように表を作成して壁にはる、安全面に配慮して指定場所以外で行わないよう説明するなど。
歩行ができないから散歩する、っていうのは素人発想です。
好きだから行うのだったら、人は何でも好き放題やりますよ。
看護師なのですから、安全面に配慮した上で、何がどの程度必要なのか、どうすれば目標を達成できるのか、科学的根拠をもとに計画してくださいね。
そうすればカンファレンスで堂々と意見を言えます。
質問攻めにしてきたのは学生や教員ということでしょうか?
教員はまだしもメンバーも敵に見えるということは、あまりグループとしてうまくいっていないのでしょうか。そのあたりはこの文章からでは何とも言えませんので、看護計画についてだけお話しします。ほかの学生の計画も含めみたところ、精神科か何かでしょうか。
散歩をすることで、患者さんにどんなメリットがありますか?患者さんが好きだから、もともとそういう習慣があったからということを考えて計画するのも大事なことだと私は思います。でも、看護計画ですからね。『看護』しなくては看護師の役割を果たせているとは言えません。
今回はたまたま患者さんの好きなことが散歩で、習慣的に散歩をされている方でしたが、もし患者さんが好きなことがお酒を飲んだり煙草を吸うことだったとしたら、あなたは患者さんが好きだからという理由で看護計画にお酒を飲んだり煙草を吸ったりして気分転換をするというふうに書きますか?
書きませんよね?
でもあなたのカンファでの質問に対する返答だけだと、そういうことになっちゃいませんか?
自力歩行ができないのは筋力低下によるものでしょうか。それなら、散歩をする理由として、下肢筋力をつけ、歩行能力の向上を図るとか、そういったリハビリ的な理由もあっていいのではないでしょか?回復期ということは、退院後の生活も視野に入れておかなければいけない時期だと思います。入院前の生活に戻れるのがベストですよね?もちろん、病気の後遺症なんかで難しい場合もありますが、その辺も散歩をする理由として挙げられると思います。
はじめまして、看護学生をしてます。私はnanameさんの計画は良いと思います。散歩が習慣になっているなら新しく始めるわけではないので患者さんも行いやすいかと、ただ心疾患や呼吸器疾患ともなると話は変わってきますが。
nanameさんにだけ質問責めというのも普段の実習から責められたりするんですか?それだったら問題あると思いますが・・正直聞いていればわかることなのでそれは質問が間違っていると思いますよ。私だったらその質問関係ありますか?って聞きますけどね。それか回答してからこの回答で質問の意図に合ってますか?て聞いたり謝るだけではなく毅然とした態度で臨むことは大切だと思います。
本文を読む限り、主さんの考え方は間違っているとは思いませんよ。
患者さんがどのような方か、ここでは分かりませんので、病棟の指導者に聞いてみるとより適切な援助になると思います。
実習メンバーの質問攻めはいかがなものかと…私もずいぶんと昔ですが、やたらと重箱の隅をつつかれた事を思い出しました(^_^;)
とにかく患者さんにとって、良い看護が出来るように頑張ってくださいね!
ありがとうございます。
散歩は車いすで行いたいと思っていました。
看護的援助とは別で、今回の援助は「患者様が入院生活を楽しむための援助計画」です。そのため、リハビリ的要素などは入れずにただ患者様の気分転換を図ることを目的とした援助計画です。説明が足りずすみません。
しかし、どんな援助にしろ安全面での配慮や、科学的根拠はとても大切であると感じました。また、入院前の生活に戻れるようにと言うのはとても大切な視点だと思いました。
教員とメンバーは怖いですが指導さんはとても親身になってくださる優しい方です。相談しながら計画を立てていきたいと思います。
的確なアドバイス本当にありがとうございました。
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