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看護過程をグループワークでする意義って何ですか

<2015年12月23日 受信>
件名:看護過程をグループワークでする意義って何ですか
投稿者:タカノツメ

ある事例を6人のグループメンバーで検討し、看護過程を立案していく作業をしています。
患者はペーパーペイシェントですので、学校から渡された紙面だけの情報をもとに立案しています。書面情報からs/o/分析を仕上げていくところから始まるのですが、学生によって学力や分析力が全然異なって噛み合わないことが結構あります。
そこで、最近グループワークで看護展開していくことの意味に疑問を覚えることが多くなってきました。
そもそも、6人の看護師がいたら6通りのプランが出来るのに、1枚の紙にまとめ上げるのって無理があるのではないかと思うんです。個人で立案出来ない人がいたとすれば、グループワークで理解できているのかなとか、突っ込み入れられてもその理由がわかっているのかなとか思ってしまいます。きっとそこで理解できれば、個人でやって理解できていたんじゃないかなと思うのです。グループワークで看護過程をする意義に疑問に感じていく一方です。
勿論、グループワークに適した題材はたくさんあるのでグループワークそのものを疑問視しているわけでは全くありません。ただ、看護過程を題材にしていくことのメリットがどうも感じられずにいます。例えば、教員によっても分析内容は異なるし、きっと教員同士で同じことをしてもまとまらないのではないかと思います。
因みに、私の専門学校は看護計画は1年生の後期に学んで、現在2年生の者です。みなさんの授業ではどのように看護過程を学んでおりますか?ぜひ教えていただけると幸いです。

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No.1
<2015年12月23日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

大学二年の時にグループワークで看護過程をやりました。私たちのところは、個人でそれぞれが看護過程の展開・看護問題、看護計画の立案までを家でやっくるのと並行して授業中にグループで一つにまとめていました。

たしかに6人いれば6通りのプランができるでしょうが、同じ患者で計画を立てているのですから6人が全くバラバラの問題や計画を挙げているわけではないと思います。
おそらく看護過程でのグループワークの目的は、みんなの意見を一つにまとめることではなく学びを共有することにあると考えます。たとえば「セルフケア不足」に対する計画を数人が立ててきていたとしても、それぞれOP、CP、EPの内容まで全く同じということはないわけです。そこで他の人がどのようなプランを立てているのかを知ることで、自分にはない視点から自分が立てた計画を見直すことができるのです。一人だとどうしても視点が偏ってしまいますから、グループワークをしてこんな見方もあるのかということを知って視野を広げることはとても大切です。
最終的にみんなの意見を一つにまとめるのは、より多角的な視点で患者をとらえた、学生の力で行えるもっとも完成形に近い計画やアセスメントを形として残し、学習を深めるためなのではないでしょうか?
自分が個人で行った看護過程とグループでまとめた看護過程を見比べてみてください。おそらくグループワークを行った意味が分かると思います。


No.2
<2015年12月23日 受信>
件名:無題
投稿者:xxx

同じ情報から、それぞれの分析に違いがあることを知ることができます。
自分が気付かなかった視点で、同級生がそんな分析するんだ、すごいな、とか、
自分の意見の方が正しいと思ったときに、どう意見を通すか、
グループでまとめるために、自分の意見を譲ることができるか、を学べるかと思います。

以前のスレッドで 、受け持ち患者さんの洗髪を行うときに、
実習先の指導者との分析の違いに憤慨していた学生さんがいましたが
こういうグループワークをしていたら指導者の意見も受け入れやすくなったり、
自分の意見を、相手に伝え話し合えたのではとも思います。

学生から、はや30年が過ぎ、最近参加した研修では、看護分析ではありませんが、
短いストーリーの中の登場人物5人のなかで、誰が悪いのかそれぞれ順位をつけ、
グループ内で意見をまとめるというグループワークがありました。
正解を求めているのではなく、他人の意見を尊重しつつ自分の意見をいい、
時間内にうまくまとめることが目的です。

この題材として、看護過程は無理があるのではという意見のようですが、
他の人の分析を聞き考えるいい機会だと思います。
指導者さんの本意がそこかはわかりませんけど一石二鳥ねらいなのかな。


No.3
<2015年12月30日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

看護師に大事なのはコミュニケーション能力。
相手に自分の意見を伝える能力と、相手の意見を受け入れる能力が必要となってきます。

一緒に働く看護師同士で意見を出し合うことで患者さんによりよい看護を提供することができるのです。

「6人いれば6通りのプランができる」と言っていますが、同じ患者、同じ情報を持っていればみんな方向性は一緒になると思います。その中での細々とした看護計画を、看護師間のコミュニケーションによって加筆修正していき、その患者さんの個別性に合ったものにすることことが求められているのです。


スレ主さんの持っている感性だと、何事にも一人で対応してしまい、報・連・相ができなくなってそのうち取り返しのない事故を起こしそうに思います。

今はそうしたことが起きないようにするための訓練だと思って臨んでください。

 
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