看護学生の3年です
私は要点を覚えたり
問題を解いたりするのが
得意なのですが
いざ、実習になると
様々な疾患や
対象の環境や状態
必要な看護技術などのを
事前に勉強するにあたって
理解が浅いと言われました。
また、別の分野では
深すぎず周りがみえてないといわれ
どうすればいいのか分からず
こまっています。
広く浅くや狭く深いになり
うまく実習ができず歯がゆい
思いをしています
どうすへばバランスのとれた実習が
取れるのでしょうか
勉強はできるけど実習がいまいちの人っていますよね。私の友人も同じタイプです。
別の分野とは何でしょうか?患者さんに接するにあたって重要なことがあると思います。受け持ち患者さんの疾患、必要な援助技術は絶対に抑えておかないといけないことですね。
疾患は病気の特徴や治療方法、使っている薬の作用と副作用は調べておきます。援助技術はその人に合ったやり方かどうかも考える必要がありますね。
患者さんを理解するのに必要な情報は何か、どんな援助をすれば日常生活を送りやすくなるかを考えて勉強していけばいいと思います。
真逆なことを言われているように感じると思いますが、どちらの言葉も同じことを言っています。
どちらも「的外れ」ということだと思います。
患者さんの疾患や状態が、把握できていないから的外れの事を勉強をする。
的外れだから、必要な知識が勉強できていないので、知識が浅いと指導されます。
深すぎという言葉も、本当は違う看護の方が、今の患者さんにとって大切なことなのに、その事に気が付かないで他の勉強ばかりをする。
今の患者さんには必要のないことばかり勉強しているので、必要のない分野ばかり深い知識になるけど、本当に必要なことはできていないから周りが見えていないと判断されます。
「的外れ」を修正するのが一番難しいです。
例えば、教室の掃除をしているとします。
黒板を例にしますね。今は、タブレットの時代かな?
学校の先生から「昨日は黒板が汚れていたから、綺麗に掃除をしてね。」と言われます。
主さんは、黒板の消し方を勉強して、上から下まで綺麗に消します。
それなのに、次の日に先生から「やっぱり黒板が汚かった!」と怒られます。
主さんは、あれほど綺麗に掃除をしたのになぜ?と思います。
先生は、黒板を上下に綺麗に消してほしいだけではなくて、チョークのたまっている場所も拭いてほしい、黒板消しクリーナーを使用して掃除をしてほしいと考えていたのに、主さんは、黒板の面だけしか掃除をしていなかった。
これでは、黒板を綺麗にする分野に対して「理解が浅い」と判断されてしまいます。
次に、黒板を消すことを一生懸命になりすぎると、床掃除や机の整頓が十分ではなくて、黒板しか綺麗にしていない。掃除を分かっていない。「深すぎて周りが見えていない。」と判断されてしまいます。
的外れの行動をしない方法はあります。
それは、指導者や学校の先生から上手に情報を引き出して、勉強の方法や、実習の進め方を聞き出すこと。カルテから今の患者さんに必要な情報を読み取る力です。
実習を上手に進められる学生さんが、もし、掃除の場面にいたとしたら「黒板が汚い」と言われた時点で「どの点が汚いですか?」「黒板の面は、このままで大丈夫ですか?」「他に注意して掃除をすることはありますか?」と質問をしてから掃除を始めます。すると、先生が望んている掃除ができるので、しっかり理解をして掃除をしていると判断されます。
事前学習の時点で、しっかり学校の先生に見てもらいましょう。
調べたことに対して不足がないか、その都度、先生や指導者に確認をしましょう。
アセスメントや看護計画を立案する前に、指導や先生に、今の自分の考えで合っているのか、方向性の確認をしてから進めていきましょう。
きっと、今の主さんに大切なのは、コミュニケーションです。
それは対象者さんを理解しようとしてないからじゃないからでは?
厳しく言うならら俗に言う《お勉強は出来るけど、、、》みたいな。
そういう学生さんは沢山います。
対象者さんの状況を医療的客観視して、分析して、何が必要なケアであるか何を必要としてるかまで視野に入れてみるといいと思います。
主さま、応援してます、頑張って下さいね
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