終末期の患者さんを受け持たせていただきました。
肺がん、間質性肺炎で化学療法をおこなったのですが、一気に容態悪化し、サチュレーションも下がってもう長くないという状況でした。
わたしは患者さんのベッドサイドにいることしかできず、ろくに観察もできませんでした。
終末期の患者さんを目の前にして精神的動揺も大きく、何をしたらよいかわかりませんでした。
担当の教員からは、そんな状態ならもうここにいなくてよいといわれ、本当にその通りだな、と思いました。精神的動揺を言い訳に、学習も不十分なまま患者さんのベッドサイドに行ってわたしはただ突っ立ってただけ。
しかも患者さんのためではなく、自分が後悔したくないからという理由で。本当に最低だな、と思います。
今回の実習は、たぶん落ちたとおもいます。でも、自分で不出来だったことも分かっているので落ちても仕方がないと思います。
ただ、このまま看護師を目指していいのか悩みます。自分本位な私のような人間が看護師になってはいけないと思うのです。でも、今回の患者さんから学んだ事はおおく、患者さんには心から感謝しています。この患者さんからの学びを裏切り看護の道を諦めるのも不誠実に思えます。自分で考え、決めるしかないのですが誰かに聞いて欲しくて書かせていただきました。
主さんこんにちは。実習お疲れ様です。ターミナルの患者さんの受け持ち、大変でしたね。でも、先輩方は若い頃皆さん同じ経験をしているはずです。何かしてさしあげようにもわからない、急変しても頭が真っ白になって動けない、それで落ち込む、皆さんそうです。私もそうでした。それでも勉強を重ね、そういう場面に立ち会うことを続けるうちにわかってくるものです。学生さんならわからないのが普通です。主さんはその患者さんからたくさんのことを教えて頂いた、それが財産だと思います。
初めてまして、病棟で臨床指導をしています。ユーカリさん、末期の患者さんに関わり、ユーカリさん自身も辛い思いをしましたね。
どんどん変化していく患者さんをみてどう思いましたか?
不安や心配でいっぱいだったのではないでしょうか?
初めは、頑張ろうと思っても自分の動揺に対処することで精一杯だったのだと思います。そのような中、どんな思いであれ、患者さんに最後まで関われた自分を褒めてあげて下さい。
そして、出来なかった実習ではなく、患者さんから教えていただいたことを自分の糧にして、大切にしていって欲しいと思います。
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