こんにちは。
車椅子での移動介助時のエレベーターの乗り降りの仕方がわからず、質問をさせて頂きます。
車椅子でのエレベーターの乗り降りは、後ろ向きに乗って前向きに降りるのが原則だと教科書にありました。
前向きに乗って後ろ向きに降りるのは間違いなのでしょうか?
依然、移動介助をしたとき、前向きで乗って後ろ向きで降りてしまいました。
間違ったことをしていたかと思うと、血の気が引きました。
それと、エレベーターが来るのを待っている間は、患者さんと扉が向き合う状態で待機していますよね?
エレベーターが来たら、方向転換で後ろ向きにしてから乗ることになるのでしょうか?
もし、エレベーターが混雑していたら、方向転換するまで中の人に待ってもらうことになりそうで、どうするのだろうかと、わからなくなってきました。
勉強不足で申し訳ないのですが、どなたかご教授下さい。
よろしくお願いします。
はっきりとした決まりはないですよ。看護の本を見ても、介護の本をみても、エレベーター会社のホームページをみても、どちらでもOKということですね。国家試験では、後ろから入って、前向きででるという回答にしたほうが無難かもしれないですね。
後ろ向きで入る理由は、患者さんに圧迫感を与えないためのようです。他に乗っている人と自分だけ方向が違うと違和感を感じること、今、何階にいるのか分からなくて不安を感じるからということです。
前向きで入って、エレベーターの中で方向を変えましょう。と記載しているものもありました。
狭くて方向転換が難しいエレベーターも多いので、後ろ向きで乗りましょう。と書かれているものもあります。そして、鏡がついているエレベーターは、前向きで入ってしまった車いすやベビーカーでも、後方を確認できるように設定されています。
車いすの直接介助に限らず、自分が、エレベーターに乗って、車いすの方がいたら、方向転換のお手伝いをしましょう。前向きに入ってきた車いすで、エレベーター内が混雑していて、前方の鏡で後方を確認できない場合は、エレベーターの外に人や障害物がないか確認して、誘導してあげましょう。ということですね。
看護の仕事をしていると、車いすの患者さんの移送でも、点滴スタンドをもったり、酸素ボンベをもって、リハビリや検査に行くことがありますので、それも踏まえて、車いす介助の方法を勉強してみてくださいね。そして、ストレッチャーの時の、移動方法やエレベーターの乗り降りなども一緒に勉強するといいですね。
ご回答頂き、ありがとうございます。
乗り降りの向きに規定はないけれど、患者さんの気持ちを考えれば、自ずとどうすればよいか決まるのですね。
自分が依然介助した方に不安を感じさせてしまっていたかと思うと、申し訳なくなります。
今後、わからない場面に出会っても機転を利かせて対応できるようになりたいです。
理由も含めての介助の仕方を教えて下さったので、とても参考になりました。
+αの情報も下さったので、もっと知るべきことがあることもわかりました。
もっともっと勉強しなくては、と身を引き締めました。
本当にありがとうございました。
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