看護門学校の2年です。
私は昔から医療の道にいきたいとか、看護師になりたいとか、そういった強い思いがあったわけでなくなんとなく看護師という道に進みました。そして、なんとなく過ごしてたら早2年がたっていました。
私はチューブが繋がった人間の姿を見ることに嫌悪感を感じてしまうんです。
経鼻カニューレ、経管栄養、排液用ドレーン、点滴、膀胱留置カテーテルなど全てにおいてです。
そういった感情は今に始まったことじゃないし、対象が他人だからって訳でもなく祖父が入院してるときにも感じてしまったので身内に対しても同じ気持ちです。
患者さんが生きていくためには大切だし、必要なことだっていうことは十分理解しているつもりです。
けど、最近実習が増えてきて、そういったケアに入る度、そこまでして生きなきゃいけないのかな?苦しくないの?本当に望んでるの?って気持ちになってしまいます。
友達に相談したら、じゃあその患者さんは死ねってこと?と言われてしまいました。
毎回の実習がきついです。苦しいです。
周りは、資格だけとったら?と言うけれど、正直、どの実習に行ってもそのようなケアはあるので、実習に行くのが怖いです。
看護師に向いてないのでしょうか?
学校を辞めようか考えています。
カテーテル類は、患者さんの命を守るためには大切なものです。
別に認知症で寝たきりの方だけではないです。神経難病や脊髄損傷など、頭はしっかりしているのに体が動かない方達は、バルーンや吸引、人工呼吸器の力を借りながら社会参加していますよ。バソコンを上手に操ってブログをしたり、ヘルパーと外出を楽しんでおられる方もたくさんいます。
カテーテル類が沢山繋がっていると痛々しいものですが、それぞれの方の人生は他人には測れません。カテーテル類と共に、人生を楽しんでいる人たちも沢山いるのです。
見た目に生理的な嫌悪感を抱いてしまってどうしても耐えられないなら、看護の道は考え直した方が良いのかもしれません。
まぁ、心の中でどう感じていても、仕事として割り切ってやっていければ大丈夫だと思いますよ。採血や排泄物が苦手なナースも沢山いますし、精神科やクリニックなど色々と職場はありますから。
実習でチューブを挿入されている患者さんを何人か受け持ちました。
チューブにより患者さんは行動制限が掛かり移動に対して困難が生じていますが、私はそのチューブ挿入により患者さんの状態が良くなっていく過程を患者さんと共に感じ、チューブが抜去されたとき患者さんと共に喜びを感じれます。
そこまでして生きたいの?って思うのならチューブ挿入に対しての患者さんの気持ちを伺ってみたらどうですか?
本当に望んでなければチューブと共に生活することを患者さんは選択されないと思います。
チューブ挿入によって疾患による支障が改善され元の生活に戻ることを望んでいるからその選択をされたのではないでしょうか?
主観的に物事を捉えるのではなく、患者さんの思いを傾聴できる関わりを行って本人の思いを伺ったら相談主さんの気持ちも少しは改善されるのではないでしょうか?
なんとなくでも二年間頑張ってこれたのだから残りの看護学生生活をいっしょに頑張れたらいいなと私は思います。
会ったこともない、どんな方かも分かりませんが、同じ道に進もうとしている仲間としてコメントさせて頂きました。
不快な思いをさせてしまったらすみません。
程度は違うにしろ、同じような思いを抱いている人はいると思います。
生きているというより、生かされていると感じてしまうのではないでしょうか。
まるで自然の摂理に反するように、抗うように生きている様子に違和感を感じているのでしょうか。
なぽりたんさんは、きっと繊細で人の痛みや苦しみを理解しようとする心が強いのではないかなと思います。
その感性は、人の命を預かる立場にある医療職の人間には必要なものです。
鈍感でいるよりずっといいです。
ですから、向いてないということはありません。
でも、なぽりたんさんが辛い思いをするなら、無理をしてまでこの世界に居続ける必要はないと思います。
自分の心とよく相談してみてください。
ただ、いつかは慣れてくることも考えられます。
学生時代は血が苦手だったけど、臨床で働きだしてから慣れてきて平気になった、という看護師はたくさんいます。
なぽりたんさんも、仕事を続けていくうちに慣れるかもしれません。
就職なら、クリニックにするとか手はありますが、
実習はつらいですね
人間、どうしてもダメなものはありますから、嫌で嫌でしかたないのであれば、心を病む前にやめてしまってください。
乗りきれそうなら、資格だけでも取得しておくといいとおもいます。
実習さえのりきれれば、カテーテルやチューブがない看護の仕事はさがせばあるとおもいますよ。
無理しすぎないようにしてくださいね。
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