今年の5月から今まで実習をしていて、『優しさって何だろう。看護って?』と考えるようになりました。そして、こういうことを考えている私は優しくない人間なんだなと思うようになりました。優しくないから、優しさがなんなのかわからないんだなと。そして、優しさがわからない人間が看護師になっていいのかと疑問を抱いています。
優しさってなんだと思いますか?
現役看護師です。
私も優しい人間ではないですよ。優しさだけじゃ看護は出来ないし、看護って優しいものでもないと、私は思ってます。
人間の命に対してきれいごとだけじゃやっていけないのが現実です。
私も仕事中は心の中じゃ、このやろーって思うときも…多々ありますし(笑。
優しさの意味が分からないからこそ、もう少し看護の道を進んでいって欲しいです。
頑張って(^^)
自分をやさしくない人間だと思うのはなぜですか?
看護師だって人間です。天使じゃありません。
誰だって腹に一物あるものです。
それを表に出さなければいいだけのことです。
看護師としての優しさとは、患者さんのために自分の持てる知識と技術をフル活用して患者の安全安楽に務めることだと思います。
患者さんのそばに寄り添うことのできる看護師だからこそ、患者の異変にいち早く気づき、苦しみを和らげてあげることができると思います。
看護師=優しさってイメージがありますよね。私にとって看護師=強さとか、一途さです。現場は辛い事、挫折する事、やりきれない事だらけです。子供の死、おとうさんを亡くした子供の泣き声、子供をおいて亡くなるお母さん。事故で突然足を切断された若者。残酷な現実が溢れています。そんな中で、どれだけ患者や家族に寄り添えるか、少しでも楽にしてあげられるか、日々学習し、技術を磨き、良いケアが出来るように 努力する。優しさに当てはめるら、相手を思う気持ちでしょうか。その気持ちを知識と技術という形にして提供出来るのが看護師かなぁと 思います。看護師に向いているかどうか、患者 や家族に寄り添えているか、22年働いていてもわかりませんが。
私は、看護師が持つやさしさとは、「患者さんのために、知識技術をしっかり持つこと」「確かな看護をすること」だと思っています。
その点において、看護師は優しさが必要だと思います。
まだまだ、未熟ですが、より良い看護師を目指しています。
精神科領域は別ですが、優しさだけで、患者の命を救うことはできません。
精神科も優しさだけじゃないですよ。
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