看護過程をやっている一年生です。看護過程を先生に聴いても考えて、なんでという答えしか返ってきません。そのせいで、辞める方がたちません。どうか、すみません。理解をして看護過程を行っていきたいので、教えてください。留年するわけにはいかないので、お願います。勉強の仕方、考えかた教えて下さい。そして、なぜ、解剖生理、病理学が大事なのかがわかりません。どうか、ご指導のほど宜しくお願い致します。
( ノ゚Д゚)こんにちは
説明が下手くそな看護師です。
1年生だとまだまだ看護の初期段階のお勉強だと思いますが、看護過程がわからないと基礎実習に行った時に大変困ると思います。
看護過程って何ですか?と質問されて先生が何で?と答えるのもわかるような気がします。多分先生も看護過程の授業を何時間もやられているのではないでしょうか・・・
事例1として
Aさんが急性胃腸炎になり入院しました。
Aさんはなぜ胃腸炎を起こしたのかしら?と考えた時に、あなたならどう考えますか?
Aさんの年齢、性別、仕事、学生、家族構成、生活環境、食事、その他色々なことをアセスメントをしていきまよね。
主さんの学校はヘンダーソンの14項目を使用していますか?それにあてはめていって下さい。
Aさんの全体像をアセスメントしていきますよね。
体の仕組みが分からなければ、胃腸炎の原因、症状、治療方針がわかりませんよね、治療をはじめたら、副作用はないか、などなど看護の観察ポイントがわかりませんよね
だから解剖生理、病理学を理解することは、看護するうえで重要です。
そして、看護計画をたて、実施、評価をしていくのです。簡単な説明ですが、これが看護過程です。
主さんの看護に対する考え方を直さないと理解できないかも・・・
解剖生理、病理学だけではないですよ重要なのは
学校で学ぶこと全てが重要です。
勉強は大変ですが頑張って下さい(^O^)
なぜ大切か…
病気との関連性を知るためです。
教務に尋ねても教えていただけないのでしょうか?
看護過程を学習されているのでしょうか?
ペーパーペーシェント学習でしょうか?
関連図とかも学習されている?
上記の状況と仮定してお答えします。
まずは、現症があります。
患者自らが自覚し、訴える症状のことです。
例えば、疼痛、悪心、発熱、食欲不振、眩暈
その症状は、どうしてそうなるのかが理解できないと介入が出来ないからです。
例えば、急性胆嚢胆管炎の方がいたとします。
医師は、絶食の指示をだし点滴の指示。検査はERCPが控えています。
解剖生理が頭に入っている看護師なら、絶食は当たり前のことなのです。
解剖生理、病理学が理解できていれば、看護師は、胆管炎の看護を展開していきます。黄疸の観察は当たり前で、発熱時の看護、絶食患者の看護、疼痛コントロールの看護、清潔ケア、点滴管理が必要だと即座に理解できます。
出来る看護師なら、肝機能から肝障害の看護まで視野に入れて展開していくでしょう。
かいつまんでの説明ですが、ご理解いただけたでしょうか?
一年生ではいろいろなことがわからなくても当たり前だと思います。
看護の基本は「なぜ?」から考えることだと思っています。
教科書には、各疾患の看護も載っています。
しかし、その看護が必要なのはなぜなのかを考えてほしいと思います。
そこには、解剖学、病理、薬理などいろいろな知識が必要になってきます。
また、看護は病気だけを看るものではありませんよね?
人間を看るのが看護です。
看護過程については正直な気持ちを教員にぶつけてみてください。
まずは自分で考える。
それでも答えが出ない場合、そこを導いていくのが教員の本来の役割です。
それができないなら教員の実力不足です。
まずはまとまらなくてもいいですから、考えてみてください。
看護過程って、ようは考え方なので…。机上の学習や実習だと、書き方や理論に追われて訳わからなくなってしまうと思います。
臨床に出れば、大げさなこと言わなくても、ナースはみんな頭の中で自然に展開していることです。学生のうちはよく分からなくてしんどいと思いますが、働き出してからの方がスッと入ってくるかもしれません。
看護過程は関連図を自分でしっかり書き込んでいくと少しずつつながりが理解できます。
実習でも受け持ちされると思いますので、情報収集して、その情報を整理分析し、わかならいところは徹底的に本で調べて見てください。
1年生だったら、まだみんなわからないですよ。でも卒業して、5年、10年と勤務していくとすごくわかってきます。
看護師は一生涯、勉強し続ける仕事なのでいまは基礎を固める時期と思って頑張ってください。
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