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お母さんとの関わり方(看護問題としての「母親の不安」に対して、どう介入していけばいいのか難しいです)

<2014年10月04日 受信>
件名:お母さんとの関わり方(看護問題としての「母親の不安」に対して、どう介入していけばいいのか難しいです)
投稿者:あかり

小児実習が半分終わり、来週からは実践を中心としたものになっていくのですが、看護問題としての「母親の不安」に対して、どう介入していけばいいのか難しいです。
今、私は先天性疾患の手術を受けた生後一か月ほどのお子さんを受け持たせてもらっています。その子は数日前に手術を終えて、急性期と回復期の間にある時期です。手術を終えたその子を見て、お父さんもお母さんも辛そうな表情で、涙を浮かべていました。私は「心配なんだろうな。不安なんだろうな」と思いながらも、どう声をかけていいかわかりませんでした。お母さんとは受け持たせて頂いてからバイタルサイン測定の時や入室・退室時にほんの少し話すくらいで、ろくにコミュニケーションも取れておらず、関係性もごく弱いものです。
話をしようと自分の都合で焦るとかえってお母さんの負担になりそうだと思ってしまいますし(言い訳でしょうか?)、ケアや測定が終了するとお母さんも「ああ、もういいんで、カーテンちょっと閉めてもらえますか?」といった感じです。
そんな中でどう介入していけばいいのか、分からないです。「お母さんの不安を少しでも軽くできないか」と考えていますが、何も思いつきません。来週の月曜日までに看護計画を立てて、指導者や教員の前で発表し、実践していかなければなりません(母親の不安以外にも、術後合併症の観察とかは生命の危機に直結するので最優先問題として考えてます)。ですが、「OP、TP、EPの視点でなんて言われても」と頭を抱えています。
自分で考えなければ成長しないと分かっていますが、何卒経験ある皆様にご助言頂きたく存じます。
長文失礼しました。

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No.1
<2014年10月05日 受信>
件名:不安の軽減は難しい
投稿者:匿名

学生に背負えるほどのことではないように思います。
不安の定義を調べてください。
先天性疾患ということで、ご両親は少なからずご自分たちを責めたりしているでしょうし…
この辺りは、ご両親の心理を危機分析理論で何となくわかる程度は理解できるかと思います。
まして現場は、学生に母親の不安軽減まで望んでいるとも思えません。
患児が何歳なのかは示されていないので、良いアドバイスに至りませんが…
発達段階の対応があるでしょうし、患児は兄弟姉妹がいるのかでも両親の心理は微妙に違うと思います。
母親に直接アプローチをしようとするから、壁にぶち当たるのではないでしょうか?
あかりさんの年齢もあると思いますし。
子供もいない看護学生に何がわかる?と言われたら、どう対応されるおつもりでしょうか?
いきなり母親のパーソナルエリアに飛び込もうとせずに、まずは患児を看ることです。
患児が、心地よいと思うことを提供することで、例えば笑ったとか、すやすや寝た、食事をいつもより取れた、スムーズに排泄が…このような患児の回復過程が母親の喜びに繋がるはずです。
そして、そんな変化を一緒に喜ぶことが一番かと思います。
見る方向を少し変えてみたらいかがですか?


No.2
<2014年10月05日 受信>
件名:どうして介入するべきだと思ったのですか?
投稿者:匿名

実習おつかれさまです。

先天性で疾患を抱えてお生まれのお子さんのご両親なら、おそらく「どうして健康に産んでやれなかったのか」という自責の念をおもちでしょう。
特にお母さんは、まだ出産から時間もたっておらず、気持ちの整理もついていないし、まだ体内のホルモン分泌も不安定だったりして気持ちの面で難しい時期だと思います。
もしかすると 妊娠中のことを色々思い出しては、「あの時 もっとこうしていれば赤ちゃんは病気にならなかったのではないか…」、「あれが良くなかったのではないか…」と、苦しまれているかもしれませんね。

でも実際問題として、学生さん(あかりさん)とコミュニケーションを取りたくなさそうな様子のようですし、 『そっとしておいてほしい』と思っていらっしゃるのではないでしょうか。

看護では苦しみや痛みに寄り添う姿勢はもちろん大切ですが、こういった場合の精神的苦痛は、ご家族でないと本質的には理解できない類のものですし
(まあ、その家族の雰囲気やお母さんのパーソナリティにもよるんですが…)
あえて介入せずに見守ったほうがいいのではないかと、個人的には思います。

辛そうな様子をみていて、何とか力になりたいと思う気持ちは よく分かるんですけどね…

あ、もちろん心痛のあまり、お母さん自身の健康が害されていたり(不眠、食事がのどを通らない、など)また同胞がいるかどうかわかりませんが、子育てに影響が出ていたりするようであれば、何らかの形で看護介入すべきだと思います。そういった情報はいかがでしょうか?

というわけで、看護介入の必要性や目的をもう一度 確認してみて、それでも(介入が)必要だと思うのであれば、
例えば、「ケアや測定などで少しずつ信頼関係を築き、母親や家族の感情発露をうながし 話してくれそうであれば傾聴する。」
また 「赤ちゃんの回復や成長を実感できるような、ポジティブな声かけをする」、などが一般的な方法としては挙げられます。
(ただし、言葉にするほど実践は簡単ではないでしょうが…)

デリケートな時期のご家族ですし 限られた時間内でのやり取りで大変かと思いますが、あかりさん自身の体調にも気をつけながら、たくさん学んできてくださいね。

 
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