現在実習中の学生です。
既往に腎不全のある患者さんで、検査データがHb9.1と低値でした。
ですが特に患者に症状はなく、貧血に対しての治療は何も行われていません。
報告の時に貧血の観察項目として
顔色が悪い、めまい、体のだるさ、動悸息切れ、首、肩の凝り、爪の色、眼球結膜、という項目をあげたのですが、指導者に観察項目が足りないので学習してきてと言われてしまいました。
教員になんとなく話したところ、これで十分だと思うけど、もっと細かいところまで見てってことなんでしょうね。って感じでした。
実際の看護師さんはどの点に注目してみてるのでしょうか?
実習おつかれさまです!
貧血の観察ですか。。。積極的治療もおこなってないのに観察が足りない、と?
ああ、そうですか。という感じですが、動いたときのふらつきの有無とか食事は
どんな感じとか?
貧血の方はサチュレーション低かったり、血液検査でも、Feとか腎機能の数値は
現在どうなのか?とか。。。
ごめん、こんなんしか考えつかない。
他の指導者にも話を振ってみるってのは、どう?
此で十二分だと思いますけどね…
指導者は何を意図としているのでしょうか?
後は、インターネットで調べていくのかな(..)
まぁHb低値ですが臨床では治療を有する程の極端に低値でもないのかもしれませんが。
急激に下がったなら症状が出やすいですが、出血がないなら徐々にHbが下がってきているとおもうので、その場合そもそも体が慣れてしまうし腎不全自体で倦怠感が出るので尚更自覚症状に乏しいです。
これは恐らく慢性腎不全からくる腎性貧血ではなかろうかと思われるので、貧血の観察自体はいいと思いますが慢性腎不全という基礎疾患にまず着目したらどうでしょう?
貧血はあくまでも腎不全全体の症状の一つですよってことじゃないでしょうか…。
まぁそう考えると貧血もそうですが合併症を起こす位に腎不全が進行しているなら他の随伴症状を発症してないかということや事故管理を含めた疾患の理解にも観察のバリエーションが広がりますよね。
基礎疾患に腎不全のある患者さんで、貧血が出てきた というのでしたら、貧血の観察だけでは、不十分だと思います
貧血にはいくつか種類がありますが、そのあたりは理解しておくと、今後現場で役立つと思います
Hbが下がる=貧血=鉄剤投与 ではないのです
また、Hbの低い(腎性貧血となった)患者さんは、末期の腎不全になるリスクが高くなります。そのあたりも踏まえて観察してほしいということだと思います。
腎性貧血(CKD) で検索をしてみると世界が広がるかもしれません
と、言いましても、私は救急・整形外科で務めておりますので、専門ではありません。ただ、高齢化に伴い、いろいろな疾患を有しておられる患者様がいらっしゃるので、40を超えても日々勉強をしています。
医学は考え方や治療方法も日々変わっていきますから、勉強というよりは、興味を持って調べるだけで楽しくなると思います
なら腎不全の観察をもっと深めてねっていえばいいのに
貧血がどうこういう看護師って、ちょっと連絡とかへたな人なのかなって思っちゃうわ。
いがいにオーソドックスな症状なんですが、腎不全ということは、透析もやられてるのかな?
腎不全でも貧血になりやすいですが、透析をしているとなおさら低くなりますね。
また、貧血の観察項目としてはまあ80点かなと。
例えば、腎不全からの貧血とばかり考えてると、別の病気を見落とすことになりますよ。
まずは、胃の病気を疑った観察項目を挙げてみるとか。
胃がんや胃・十二指腸潰瘍の場合も貧血症状はありますよね?
それから大腸疾患で、大腸ガンや憩室炎出血とかさ。
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