看護学生です。
いま一般的な術前と術後の看護計画をたてているのですが、循環器合併症をおこさないための患者さんの目標をたてています。
深部静脈血栓症をおこさない
→弾性ストッキングが着用できる
早期離床ができる
これ以外に患者さんの目標としてたてれるものはありますか?
もし、良い意見や考えがあれば助言お願いします。
救命勤務の看護師です。
どこの部位を手術するのかによりますが、
胸部や消化器頭の手術の場合は術後、死腔(third space)に体液が貯留します。
これは手術の規模にもよりますが、死腔に溜まった体液は循環血液量として有効活用できないため、これにより体液量減少にともない循環動態変動の可能性もあります。(hypovolemia shock)
それを防ぐため、術後輸液をしたりドレーンを入れてインアウトバランスの確認が重要になります。毎日のin out balance checkやドレーンの排液量、性状の観察をし、患者のvaitalなどから体液量減少が起きてないかアセスメントする必要があります。
看護診断としては体液量減少リスク状態とか循環系の所であがると思います。
このサイトはリンクフリーです。好きなページにリンクを張って頂ければと思います。
看護学生お悩み相談掲示板