はじめまして、投稿させて頂きます。
一般病院勤務の看護師です。
膵臓癌で療養中であった患者さんが
心電図モニターが外れていたため
装着し直そうとしたところ
『これ、もういいよ。やめてよ。』と
おっしゃいました。これまで様々な治療に
取り組まれていて、亡くなる1週間まで
まだ大丈夫だと最期まで希望を捨てずに
頑張られていた方だっただけに
その方の言葉に私は看護師としてではなく
ふと一人の人として、この心電図モニターは
私達が監視したいがためにつけているものだよな…。
と我に返ってしまい、判断を問われました。
結局、その方が落ち着かれたタイミングで
再度装着する運びとなりましたが
皆さんだったら、患者さんにどんな説明をして
その場をどのように対処していましたか…。
それがその方の最後の希望だったとしたら
モニターを外すことで、ひとつだけでも
苦痛を取り除けたのではないかという思いは
ずっと変わらず今もどのような対応を
とることが良かったのかと悩んでおります。
何か意見をおきかせください。
宜しくおねがいします。
その患者さんの気持ちをそのまま、部署に持ち帰って、カンファ(情報開示)します。
個人で決定出来ないので、医師に報告しますね。
緩和ケアで、医師から家族や本人へ十分病状説明してDNR取っているなら、モニターはつけないとう選択もあると思います。
しかし、看護計画で緩和ケアプランを立案しているなら、それに沿って本人の苦痛除去も考慮してモニターを外してあげることもありますが、患者さんだけではなく家族もケアの対象ですから、何をするにしても、本人だけではなく家族の想いもしっかり汲み取って聞いてあげることも重要になってきます。なんの説明もなくモニターをはずされていたら、いくら本人のためであっても家族によっては「見捨てられた」と感じることもあります、それは家族に苦痛を与えていることになりますし、緩和ケアでは絶対あってはならないことなので注意が必要です。
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