「15%塩化カリウム溶液30mlをブドウ糖液と混合し、1200mlにして、
15mg/分で点滴静脈内注射の処方がでた。注入速度を求めよ」
答え
30g×15%=30g×0.15=4・5g=4500mg
4500:1200ml=15mg/分:Xml/分
A:B=Y:X
AX=BY
4500X=1200×15 ・・・だと計算しにくいので
4500÷300:1200÷300=15mg/分:X
15:4=15mg/分:X
だからX=4/ml
この問題の場合、なぜ30mlに15%をかけるのか分かりません。
分からないので応用が利かず、例えば「5%グルコン酸クロルヘキジンを用いて0・2%の希釈液400mlを作りたい。必要な薬液濃度を求めよ」が分かりません。
何か計算問題のコツみたいなのはあるのでしょうか(涙)
元々の塩化カリウム溶液の濃度が15%、量が30mlだから
溶質の量は 30×0.15=4.5ml ですよね。
容積と質量は物質によって違うはずですが、その差異が誤差程度なためか水と同じように換算して 4.5mlの重さは4.5gとしてしまってるんだと思います。
そうするとブドウ糖液と合わせて1200mlの中に 成分が4.5g(4500mg) 溶けていることになりますから、
毎分15㎎ずつ滴下したいなら、4500÷15=300(分)
300分=5時間で1200mlを滴下するので、1200÷300=4ml/分…(答)
コツといっていいかは分かりませんが、基本は中学校の数学で水溶液の濃度を求める問題かな~…
本屋さんとかで薄い問題集を買ってきて、さらっとやると思い出せるかも!?
「15mg/分で点滴静脈内注射の処方」と書いてありますよね。
mg/分ですから、これは重量です。
「15%塩化カリウム溶液30ml」の中に、どれだけの重さの塩化カリウムが入っているのか最初にわからないといけません。
これは30mlの塩化カリウム溶液のなかの15%重量分が塩化カリウムということです。
厳密にいえばちょっと違いますが、水は1ml=1gなので、水溶液も1ml=1gとしてかんがえます。
30mlは30gとし、そのうちの15%分が塩化カリウムなので、30g×0.15=4.5gと計算して、塩化カリウムの重さを求めたわけです。
すると、塩化カリウムは4.5g=4500mgです。この塩化カリウムを1分間に15mg注入するということは、4500mg÷15mg=300。300分かけて注入するということです。
全体で1200mlに希釈した塩化カリウム溶液を300分かけて注入しますから、1200ml÷300分=4ml。
・・・ということではないでしょうか。
「5%グルコン酸クロルヘキジンを用いて0・2%の希釈液400mlを作りたい。必要な薬液濃度を求めよ」
薬液濃度ですか?薬液量じゃなくて?
薬液の濃度は5%と書いてあるし、作る薬液は0.2%って書いてあるので・・・。
必要薬液量だとするなら・・・
5%を0.2%するということは、5÷0.2=25
25倍に希釈するということです。
用意する薬液量をXとすると25倍希釈して400mlにするから、
Xml×25=400
X=400÷25
=16
答え 16mlの5%グルコン酸クロルヘキジンが必要。
とか、
0・2%の希釈液400mlを作りたいので、それにはどれだけのグルコン酸クロルヘキジンが必要か考えます。
400mlを400gと考え、そのうちの0.2%がグルコン酸クロルヘキジンの重量(重さ)なわけです。ですから、400g×0.002=0.8gのグルコン酸クロルヘキジンが必要なのです。
次に、5%グルコン酸クロルヘキジンをどれだけ用意すれば0.8g分のグルコン酸クロルヘキジンが入っていることになるかを考えます。
用意すべき薬液(薬液とは5%グルコン酸クロルヘキジン液のことです。これは、薬液の重さの5%分がグルコン酸クロルヘキジンの液ということです)量をXgとすると、以下の式が出来ます。
Xg×0.05=0.8g
X=0.8÷0.05
=16
16gは16mlと考えます。
答え 16mlの5%グルコン酸クロルヘキジンが必要。
・・・ということだと思います。
みけさま、看護学生さま、ありがとうございます。
中学生用の数学のテキスト、参照にします。
おっしゃるように、単位を理解していなかったり、
問題文を理解していなかったり、
しています。
ありがとうございました。
私は看護学生の高校三年生です!
しかし、解剖学や輸液などの計算がとても苦手です‼️
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