はじめまして、私は今就職活動中の看護大4年生です。
長年他職種で勤務しており、36歳で学部入学しました
シングルマザーです。
真面目に勉強してきた甲斐あり、希望の助産師選考試験にも
合格し、助産師の勉強中です。
私の通う看護大学は公立のため、助産師として就職先は絶対
に県内という制限があります。
未経験新卒のため、教育制度のしっかりした病院へ就職し、
一人前になるまで頑張るつもりです。
しかし、実際には年齢制限の壁が大きく、心折れてしまいそうに
なります。
45まで募集はしていても実際には助産師は若干名の募集という所
が多く、若い子が来ればそちらを優先します…とか、35過ぎると
色々と衰えてくるので急性期病院はちょっと…と言われてしまいます。
また、看護師であれば大量に欲しいので年齢は構わない、でも助産師
となると若干名なので…と言われてしまいます。
歓迎してくれる所は、常時人不足で募集しているクリニックや、小規模
の産科単科で、やはり卒後教育に不安を感じます。
頑張って助産師の勉強していることが、かえって自分の選択肢を狭めて
いることにガッカリし、先の見えない就職活動に後ろ向きになってしまいます。
大学の教員にも相談しましたが、県内ならどこでも構わないという様子。
ある先生からは、まず看護師で就職して産科が空いたら助産師で勤務させて
もらうのはどう?とか、その年で夜勤は厳しいから保健師として新生児訪問とか
したら?と色々なアドバイスを頂きます。
未経験のアラフォー、扱いづらいだろうし、衰えもあると思います。
でも私はこの4年、謙虚に真面目に頑張ってきました。
シングルマザーのため、卒業後は絶対に就職して稼がなくてはなりません。
私はどうしたらいいでしょうか。
とりあえず「助産師として経験を積むこと」と「教育制度のしっかりした場でまずは看護の基本を学ぶこと」、2つに分けて考えてみたらどうでしょうか。
もちろん助産師として教育制度のしっかりしているところに就職することが1番の希望なのでしょうが、それは難しそうなご様子。
私自身、最初は看護師として就職しました。その後助産師の資格を取りましたが、すぐに助産師にはならず、資格取得後かなり経ってからアラフォーで助産師として働き始めました。
今になって強く思うのですが、新卒1~2年目で学ぶことってその後の自分の医療従事者としての基盤になります。
私は看護についてはもちろん、この世界で生きていく1人の人材としての基本を学んだ気がします。
なので初めにしっかりしたところで看護師をしていて良かったと思います。
主さんもこの世界では新人ですから、2年間ぐらいでもいいからしっかりしたところで看護師として基本を学んで、それからあらためて助産師として出発することもひとつの選択だと思います。
ちなみに今のうちの病院は、新卒1年目は助産師としての経験はほとんどできません。
看護の基本からしっかり学んでもらうためです。
年齢的に焦るお気持ちもわかりますが、ここまでとても頑張ってこられ、助産の選抜にも選ばれたということはきっと優秀な方なんだろうと思います。
なら2年ぐらい遠回りしてもやっていけますよ。決して無駄な2年にはならないと思いますしね。
まぁ自分でできないと決めてしまえばそこまでですが。
その後大きな病院で助産師として取ってもらえないなら産科単科の病院などに行っても良いと思います。
私は看護の基本が習得できていれば、助産師としてはとにかく現場で経験を積むことが大事だと思っています。
私もアラフォー助産師だったので、まずは分娩がとれなければと思い初めはそこそこ分娩が多いところで分娩介助の経験を積みました。体当たりな感じでした(笑)
その後はスキルアップするために目的に沿って転職してきました。
どんな病院にもいろんな先輩がいて、大きな病院でなくても自分次第でいろいろ学べます。
逆に新卒で助産師になり産科しか経験のない人は、産科しか知らないことにかえって不安が出てくるみたいですよ。
それで助産師から看護師になって他科経験をしに行った人も知っています。
私も他科経験があるので、それが今だに役に立つこともあります。
イヤイヤ違う選択をするのではなく、いろんな考え方やたくさんのやり方がありますから、現状できることの中からもう1度長い目で見てよりよい方向に進まれることに気持ちを切り替えて、前向きに頑張られてはいかがでしょうか。
頑張って得た経験はひとつも無駄にはならないことだけは断言できます。
早速のコメント、ありがとうございます。
同じような体験をされた方の『医療従事者としての基盤をしっかり学び、
助産師の経験を積むことの意味』を読ませて頂き、本当に無駄な事は何も
ないと、強く感じました。
たくさんの方に相談しましたが、このような説得力のあるお話を伺えて
大変嬉しく思います。
40でこんなに就活が大変なら、例えば3年後に43で就活はもう全滅だろうと
悲観し、どうにか教育体制の整ったある程度分娩件数もありハイリスクも
学べる所へと、焦ってばかりでした。
しっかり看護職として学び基盤を作る事の強み、それを今後助産師の仕事へ
生かして行くことは自分自身の自信にもつながるのですね。
頑張ってきた経験はひとつも無駄にならない、とのお言葉。嬉しくて涙が出そう
です。
初心を忘れず、何事も前向きに頑張っていこうと思います。
本当にありがとうございました。
シングルマザーでお子さんを育てながら頑張っていらっしゃるご様子、
感心しました。
分娩件数の割に助産師が少ない病院なら最初は看護師採用と決まっていても
産科に移動できるチャンスがあるかもしれませんよ。
当然夜勤回数も増えて忙しいですが、
夜勤中の保育場所が確保できれば夜勤のほうがお子さんとの時間は
取りやすくなります。
分娩件数が少ないのに助産師が多ければ、
ずっと看護師で働かされそうな気がします。
すでに働いてる助産師がなかなか他部署に異動したがらないし、
産科はスピードが求められるので、年齢面からついてこられないと先入観を
持たれてしまいそう。
あと、お子さんがいることも病院側にすれば採用早々子供の病気ですとかいって
休みばかり取られたのでは研修が進まないので敬遠されます。
お子さんの年齢にもよりますが、いざというときには実家の家族やベビーシッターに
依頼するので迷惑はかけませんなど、熱意や誠意を見せることも必要だと
思います。
実際に、子持ち新卒で就職して1カ月で子供がさびしがって泣くからと
辞めた方がいて唖然とした記憶があります。
最初からわかっていたはずなのにと思いました。
いっとき辛抱すれば御自身の体験も生かしてママたちのよき相談相手になれると
思います。頑張ってください。
コメントありがとうございました。
子供の年齢ですが、うちはもう中学生と大きく、実家も近くでサポートが受けられるため、
夜勤に影響はありません。子供が小さい頃も、航空会社で国際線の勤務をしていましたので、
子供が…という理由で職場に迷惑をかけてはならないこと、私がシングルマザーとして生きる上でのポリシーでもあります。
面接では、そのことや熱意を伝え、前向きに頑張ってみようと思います。
あれからまた二ヶ所の病院へ行きました。やはり、年齢が高い事で相当苦労し、職場にもなじめず仕事も覚えられず、体力も限界で早々に辞めた人を見ているから…大変でしょうね。と言われてしまいました。ハイリスクの勉強もしたいと思い、周産期センターなどの病院を当たっていたのですが、やはり正常分娩の多い地域の病院にも視野を広げてみようと思います。
ありがとうございました。
こんにちは。
お住まいの地域の(都道府県)の助産師会へ問い合わせてみてください。
どこかの病院へ就職するするにしても、助産師会では地域の助産所で助産師の研修を行っています。
病院では先進的な医療や保険を経験し、助産師会では助産師ならではの技術や妊産婦さんとのかかわりをゆっくり学ぶことも可能です。
助産師会では希望する助産師へ助産所での分娩の見学も紹介しています。
道はいろいろあるので、どうかあせらず、良い助産師になってください。
コメントありがとうございます。
今ちょうど助産所で実習をしておりまして、
医療機関とは全く違う自然な分娩、リラックスした
お産、地域での母乳育児支援のニーズの高さを実感し、
助産師として様々な働き方があると思っていたところ
です。
将来の選択肢を広げる意味でも、最初に正常分娩に関わる
ほうがよいのか、或いはハイリスクの勉強をしたほうがよい
のか、悩むところです。
新卒で助産所で勤務することは不可能だと思いますが、
まずはアドバイス頂いた助産師会へ問い合わせしてみ
ようと思います。
ありがとうございました。
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