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ガス分析のためになぜ静脈血でなく動脈血を採血するのか?

<2013年04月22日 受信>
件名:ガス分析のためになぜ静脈血でなく動脈血を採血するのか?
投稿者:さこ

看護学部の2年生です。


手術前のガス分析のために、なぜ静脈血でなく動脈血を採血するのかがわからなくて困っています・・・。

酸素の値が異なることはわかっているのですが、なぜリスクの大きい動脈血を採取するのかがわかりません・・・。
よろしければ、ヒントでもいいので教えていただけませんでしょうか?

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No.1
<2013年04月22日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

リスクが高くても動脈血の血中酸素濃度を知る必要があるからです。本に書いてあると思いますが。


No.2
<2013年04月22日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

多分ですが、心臓から出発しますよね、栄養等の面からfreshだからかしら?


No.3
<2013年04月23日 受信>
件名:ヒント
投稿者:paroparo

動脈血と静脈血の違いは?


No.4
<2013年04月24日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

酸素化された血液は静脈と動脈どっちを流れていますか?


No.5
<2013年04月25日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

心臓ではなく肺が重要です。全身の血液循環のしくみを考えてみて下さい。
あとは皆さんのアドバイスがヒント。ガス分析で何が知りたいかです。


No.6
<2013年04月25日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

血液の役割の一つは、組織の細胞に酸素を送ることです。細胞の酸素が足りないと組織は機能不全になったり壊死したりします。また酸素濃度が低いと血液の運搬量を増やそうとして、心拍数が増えます。すると心臓への負担が増えます。

血液動脈血の酸素分圧を測るのは、組織中の細胞に十分な酸素が届けられる状態であるかを判断したり、二酸化炭素がたまってないかを判断したり、患者さんが吸入している酸素濃度が適切かを判断するために行います。

ざっくり解説するとこんな感じです。私は一昔前の看護大学生ですが、大学では勉強は教わるものでなく、自分で調べ考えていくものだと教育を受けました。今は、ネットなどのツールが便利で、聞けば答えがでる時代ではありますが、ご質問の内容は調べれば答えが出るものと思います。せっかく学部の教育を受けているのですから、自分でいくつかの文献を調べ、せめてこうではないかという推論ぐらい立てていただきたいと感じます。


No.7
<2013年05月11日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

遅ればせながら・・。

静脈血では酸素が少ないのは当たり前ですよね?動脈血は肺を通ってきているので通常だと酸素が補充されたくさんあります。

しかし、肺疾患のある患者さんだと肺でのガス交換がうまくできず、動脈内の酸素分圧が低くなります。

つまり、動脈血の酸素分圧を調べることで、肺の機能の低下がないかを調べているのです。

ではなぜ、Spo2ではいけないのか。
Spo2の値はたいていは動脈血酸素飽和度とイコールなのに・・・。
それは、二酸化炭素飽和度を知りたいからです。

二酸化炭素が多いということはアシドーシスであるということです。
動脈内の二酸化炭素量を見て、呼吸性のアシドーシスなのか代謝性のアシドーシスなのかを判断するのです。

 
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