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右上下肢麻痺がある右大腿骨転子部骨折の患者さんの観察ポイント

<2012年11月04日 受信>
件名:右上下肢麻痺がある右大腿骨転子部骨折の患者さんの観察ポイント
投稿者:るるるびぃ

右大腿骨転子部骨折の患者さんなんですけど
右上下肢麻痺があります。
こういう場合、どうやって
観察をしたらいいんでしょうか?

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No.1
<2012年11月05日 受信>
件名:右上下肢麻痺がある右大腿骨転子部骨折の患者さんの観察ポイント
投稿者:Kei

右上下肢麻痺があるという事は、過去に左脳の脳梗塞か何か起こしているのでしょうか?

脳梗塞の既往があるという事は、再度起こす可能性がゼロではありません。

意識レベルの観察
麻痺の程度
感覚の有無
皮膚の異常
水分出納(水分が少ないと血管が詰まりやすくなる)
末梢の血色

など幅広くあります。

そして、さらに右大腿骨転子部骨折を起こしているという事は、DVT(深部静脈血栓症)のリスクが高いという事です。

PE(肺梗塞)のリスクやAMI(急性心筋梗塞)・脳梗塞などのリスクがあります。
なので、呼吸状態やモニター波形の変化・意識レベルの観察は必要です。
もちろん、足の観察や皮膚トラブルには注意が必要です。

もしかしたらその患者さんはHT(高血圧)やHL(高脂血症)・DM(糖尿病)がありませんか?
モニターもAf(心房細動)の事が多いです。
(Afの人は血栓ができやすいので脳梗塞を起こしやすい)


図を書いて何に注意したら良いのかをまとめると頭に残りやすいと思います。


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