看護技術の教科書のなかで書いてある
バイタルサインや一般状態を観察する
の、一般状態とはどのようなことを指すのか、教えてください。
一般状態は疾患により違います。
消化器疾患なら腸蠕動音や腹痛、吐き気、循環器疾患なら胸痛、動悸など…。
普段の状態を知ることで、異常が起きたときの比較ができます。
確かにすごく大ざっぱな言い方ですね。
単に『一般的な全身状態』という意味で、フィジカルアセスメントできるもののことです。バイタル、意識状態、栄養状態、排泄状態、姿勢や動作、身だしなみ、皮膚、爪や髪、表情、顔色など心身の健康状態を多角的に表しているものすべての所見、というふうに本にも載っています。
呼吸音、腹部の膨満、瞳孔の状態なども含めると思います。どの科にも共通です。
実際にこのシーツ交換時の観察点と言われても、何に注意して観察すればいいのかよくわかりません・・・・
課題で出された宿題ですが、何かアドバイス頂ければと思います。
なぜシーツ交換が必要だと思いますか?
シーツ交換ですか?
その課題の患者の疾患は?
病床環境は整っていますか?
環境と一口に言っても様々な視点で観察が必要です。
室温、湿度の関係
床の状態
ベッド周りの整理整頓
採光はどうか
換気は出来ているか
この辺のことは、F.ナイチンゲールがひもとく基本的な部分で補えるかと思いますが。
シーツ交換と言ってもまた様々な視点で見ないといけませんね
リネンの汚染
汚染は様々
抜け毛
ふけ
皮膚の落屑
食べこぼし
体液汚染(汗、尿、便、血液、創部からの滲出液、etc...)
あとは、患者状態です
臥床状態で実施するのか、交換時移動できるのか
それでも観察は違ってきます
いたずらに時間をかけて患者に負担をかけぬこと。
答えになっているでしょうか?
それと提供する技術は確かなものか?
今一度振り返りなさってください。
不用意に、交換済のリネンを床などに置かないことも忘れずに…
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