学生です。
先日授業で先生がIVHは右から入れる。
訳はもうわかっているでしょうが、左からだとすぐ心臓に戻ってしますから・・
というようなことをおっしゃっていましたが、
なぜ右から入れるのが基本かわかりません。
右利き施行者だと右のほうがいれやすい。
右鎖骨下のほうが左にくらべカーブがゆるやか。とはバイト先の先生談です。
教えてください
「左からだとすぐ心臓に戻ってしますから・・」・・・それは先生も正しく理解できてないですね。解剖生理で全身の血管をよく観てください。ヒントはIVHは静脈に穿刺しますよ。静脈の特徴も含めて考えてください。そうしたら理由が分かります。
IVHの挿入箇所としては左右のCV・FV・鎖骨下Vの計6箇所でしょうか。長期になると感染の危険が高いので入れ換えます。そうなると右だけではとても足りないので、結局は左もばんばん使います。
基本右からかもしれませんが(理由は一番さんと同じです)、患者さんによっては血管の走行や脱水で血管穿刺が難しいとき、他にラインやIABPやPCPSなどが入ってる場合左からでも入れます。
鎖骨下又は内頚アプローチの場合、カテ先が右心房に一番近い上大静脈に留置します。
だから右からのアプローチなのだと思います。
左鎖骨下は胸管損傷のリスクが高いから
第一選択はリスクの少ない右鎖骨下になります。
いろいろ理由がありますが総合的に見ても右の方がドクターとしては
安心して処置できますよね。
CT MRI とか 検査の 台の方向のためです
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